現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

夏であることと積善の・・・、情けは・・・、人は一代・・・


5日(火)
今日も終日畦畔の草刈り。と言いたいところだが、あーた、午後のしばらくは暑くて外で仕事などできましょかいな。12時まで草刈りして、そうめんと冷奴で昼食。その後軽く昼寝して(笑)、冷房を効かせた部屋で、書類を二枚仕上げて共済組合に提出。
午後遅くからまた草刈りにでる。ちょうど一区切りついたところで夕立。これで3日連続だ。今日はでも時間的には20分くらいかな。激しかった瞬間もあったけど、雨宿りですますことの出来る夕立でした。


昨日も書いたけど、クラプトンの『461 Ocean Boulevard』にはまっているのだが、最近のカラオケだとクラプトンの曲とかもカラオケにあるのかな? ビートルズの曲がたいてい歌えるようになっているのは、知っているのだ。歌ったことないけど。スティービー・ワンダーの曲も何曲かあるのも知っている。これは二、三度歌ったことがあるんだが、その度にひどい目にあった、というか、歌えまへんのや、むずかしくて(笑)。だいたい歌詞というか英語の発音に自信がないものだから、目がテロップというか、流れる英語の歌詞を必死のパッチで追いますしね。スティービー・ワンダーはもう人類史上最高の天賦の才ですから変幻自在に歌ってますが、これが田舎の百姓には、まったく歌えまへんのやなぁ。クラプトンなら・・・。甘いか、甘いやろな(笑)。言うとくけど、へんなアレンジのカラオケでなくて、クラプトン風のギターが鳴ってないと歌う気にもならんけど。と、まあ、前もって釘を刺しておきます。うん?この「釘を刺す」という日本語の使い方が正しいかどうか、自信はないのだが(笑)。
でもカラオケにももう10年くらいは歌っていないような気がするし、世の中のことには、ほんとに疎くなっているだろうな、とは思います。



今日は小泉進次郎が長浜のイオンに来て選挙の応援演説をするという情報を聞いてきた次女が「イケメンやで、見にいきたい」と朝食の時にいうていたらしい。学校があるの時間帯らしいので聞けないというのだ。彼は自民党農林部会長なのでTPPについてどう話すのか聞いてみたい気もする。「ウソつかない/TPP断固反対/ブレない」というポスターを作っていた自民党である。最近、ポピュリズム(大衆迎合主義)という言葉をよく聞いたり見たりするようになったが、ま、政治家は選挙で選ばれるということを思えば、政治家こそは人気商売でありますね。おれは迎合なんかしてないぜ、とおっしゃる方もあろうと思いますが、この「ウソつかない/TPP断固反対/ブレない」というこの言葉こそポピュリズムであり、迎合そのもののようにも思えるのだが。


6日(水)
朝は曇っていたがだんだん晴れてきて暑くなる。
午前中は畦畔の草刈り。ギュンギュン刈りました。
午後は10分間の昼寝の後、事務仕事をして、それから農談会へ。ちょっと中途半端な時間帯だったので参加してくださったのは少なめだった。でもあれこれ意見をおっしゃる方がいて1時間半があっという間でありました。


えーっと『文七元結』。先日はさん喬さんのを貼り付けておきましたが、同じ柳家の小さん門下の権太楼師匠の『文七元結』もありますね。権太楼師匠は上野の鈴本で聴いたコトがあるんです。大トリでしたけど、おでんのお話でした。「ぐつぐつ」。
で、その権太楼の『文七元結』の最後に「積善の家に余慶あり」「情けは人のためならず」なんてちょろっと言うんですね。人情噺ですから、ちょろっと言うとぐっと落ち着きがいいんです。なーんて、こんなことを書くのは、このことわざ(?)がわりと僕は好きだから。あとこれに「人は一代、名は末代」なんてぇのも好きなんだなぁ。たぶんこれも落語のなかでちょろっと出てきたンだと思うのだけれど、誰だったか、忘れてしまった。
ま、サラダ記念日ということで。