現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

籾擦りと『レ・ミゼラブル』(2012)

トム・フーパー監督『レ・ミゼラブル』

朝から通り雨のような雨雲がやってきて、三、四度そこそこの雨を短時間降らせる。
で、稲刈りは出来ず、午前中に籾擦り。それから雨の上がっている間になんとか米も出荷。
午後は田回りして、「コシヒカリ」の5月下旬6月植えの圃場の尻水戸を切って回る。


トム・フーパー監督『レ・ミゼラブル』(2012)をiTunesで観る。ミュージカルの映画である。長い。長いんだこの映画、2時間38分あります。だって、いちいちセリフが歌なんだもん。そりゃ、時間がかかる。で、しかもそのストーリーも、ま、単純といえば単純だし、たわいもないといえばたわいもない。ビールを飲みながら観たので、途中、一瞬、睡魔にクラッとしたこともあったのだが、えー、何度も泣けました(笑)。僕は原作のレ・ミゼラブル』を読んでいないので、この映画がどういう脚色になっているのか、まったくわからないのだが、楽しめました。
原作のレ・ミゼラブル』を読んでいない、と書いたが、小学校の図書室の本を借りて『ああ、無情』は読んだ気がするのだが、というか、読んだような気になっていたのだが、こんな話だったとは知りませんでした。読んでなかったのかな?読んでなかったんだろうな(笑)。


♪いつも雨は、花を育てるわ。美しい花を。
そんな歌を誰かが歌っていました。なるほど。大きな被害をもたらすような大雨は本当に困るけれど、また川の氾濫によって、下流域に肥沃な土地を作ってきたのも事実なんでしょうね。

挿入歌でよく知っているメロディが何度も歌われたのだが、あれはなんていう曲だったかな。アン・ハサウェイも歌っていたのだが。影響を受けて、テレビを見ていた次女との会話をミュージカルのように歌うような口調でしばらく返事してみた。
次女にスマホで撮った写真のプリントを頼まれたのだ。
「ねえ、お父さん、プリントしてほしいんやけど」
「♪わかったぁ〜、でもそれは、何の写真〜、風呂から上がってから〜、それでもええやろ〜」
「なに言うてるん?ちょっと早よしてほしいんやけど。」
「♪わかった〜、でもそれは〜、風呂上がりに〜、それまですこしお待ちを〜」
「もう、うざい〜ぃ!」
と言われてしまった。
ま、確かに歌ってばかりではうざいわな。うーむ、ミュージカル映画か。