現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

麦の播種の終了とリドリー・スコット『ブラック・レイン』

リドリー・スコット監督『ブラック・レ


7日(月)
立冬
朝は冷え込んだが、風も穏やかで小春日和の一日。
終日、麦の播種。


緑肥用の菜の花も芽が出てきている。だがまあ不ぞろいで、たくさん出てきている田んぼもあれば、それほどでもない田んぼもある。発酵鶏糞はどれくらい効いてくれるのだろうか。雨が降ったからなぁ。



8日(火)
曇り。三時過ぎからちょっと雨。
午前中は昨日播種し終わった麦の圃場の溝に落ちた土などを鍬であげる作業。トラクタで溝を踏んだりすると溝もつぶれがちだし。
午後は精米など。


リドリー・スコット監督『ブラック・レイン』(1989)を観る。セリフ回しはいささか臭い(笑)が、なかなか映像は素晴らしいと思いました。楽しめました。主演がマイケル・ダグラス。その他にアンディ・ガルシア高倉健松田優作若山富三郎神山繁など、なかなか豪華な日本人の俳優さんたちですね。
僕は初めて観たのですが、若山富三郎のセリフからブラックレインは黒い雨のことだったんだと知る。なるほど。そうか。なるほど。
ロケ地が大阪だと思っていたのだが、もちろん大阪以外にもたくさんあったようですな。今、ウィキベディアで『ブラック・レイン』を読んだら、おもしろい情報がたくさん載っていました。
まあ、松田優作の遺作というのが、僕の唯一の情報でしたが、楽しめました。もちろんこの撮影の時はすでに癌で、そのことを知っていたのは安岡力也だけだったらしいです。なるほど。40歳で亡くなってしまったんだもんな。早すぎますわな。
マイケル・ダグラスはこのとき何歳だったんだ?44歳ぐらいか。なるほど。アンディ・ガルシアはこのとき32歳か。この顔どこかで観た顔だぞ、と思ったが、オーシャンズのカジノのオーナーの役ね。
リドリー・スコットと言えばまず『ブレードランナー』だが、この映画でもなんとなくあの映画の雰囲気は出てますね。大阪のロケ地だからかな。いや、なんというかアメリカ人が見た日本っぽさ、というのか。まあ八十年代の後半ですからね。バブル期の日本でもあります。
「80年代の女は、靴を見る!」「なんだ、それ。」「雑誌に書いてあった。」という冒頭のシーンで思わず笑ってしまった。


空豆、芽が出てきたのもあるし、まったく反応していないのもある。さて。


以下、昨日今日の日本農業新聞の記事から。あ、TOKIOの城島君は日本農業新聞を読んでいるらしいという噂も。