現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

溝切り機のギアオイル交換と畦畔の草刈りと田んぼの溝切りと落水


 夏至です。若い頃は夏至冬至もたいして感興を覚えなかったけれど、このところ、というか百姓になって、二十四節気は気になるようになりました。春分夏至秋分冬至の四つは二十四節気の中でも特別ですね。

 午後は雨になるという予報なので、早起きしてごそごそと動き出す。起きてすぐに溝切り機のギアオイルを交換する。農機のギアオイルは90番が基本だが、溝切り機「田面ライダーE」のギアオイルは460番なのかな?粘性がつよくて、なかなか排出できないし、注入も時間がかかりました。
 それから畦畔の草刈りに。10時半に戻ってきて朝食。その後も僕は畦畔の草刈り。遅い朝食を食べて出ようとしたら雨がけっこう降ってきました。やれやれ。ま、雨雲レーダーを見たら、5分ほどですこしましになりそうだったので、草刈りを決行。長男は試運転もかねて「田面ライダーE」で溝切りをして落水、中干しする、という段取りになりました。ホントはもうすこし早めに中干ししなくてはいけないのですが、麦刈りや大豆の播種やら、あれこれあって遅くなってしまいました。これからは畦畔の草刈りと、溝きりと中干し、に注力します。
 雨はその後たいしたことなく、予定していた作業は滞りなくできました。ありがたいです。
 この雨で、播種した大豆の発芽がうまくそろってくれるとうれしいのですが。

 夕方からフランク・サイモン監督『ウィークエンド・チャンピオン ~モンテカルロ1971~』(2013)を観る。1971年のF1モナコグランプリ。優勝したのはジャッキー・スチュワートだが、そのジャッキーにロマン・ポランスキーが週末を一緒に過ごしたドキュメンタリー映画。うーむ。映画としては、もう一つだけれど、ま、モナコグランプリに思い入れがある私としては、楽しめました。セナやプロストやマンセルが走っていた頃のモナコグランプリを観てました。F1なんかのグランプリレースも、耐久レースも、ああ、オートバイのレースも、今は観ても昔ほどはドキドキしないんだなぁ。今はツールとか自転車レースの方がおもしろく感じたり。ホンダが撤退したからかなぁ(笑)。
 それにしても、鈴鹿サーキットは何も見なくてもなんとなくコースがだいたいわかります。モナコは市街地コースですけれど、当時とすこしコースも変ったようですけれど、だいたいコースを覚えています。鈴鹿はバイクの八耐に2度行って歩いてコースを回ったりしたので覚えているのでしょうけれど、モナコのコースは録画したレースを何度も観ているからでしょう。

 今朝の日本農業新聞のコラム二つ。


 ↑橋本喜夫さんは、私も参加させてもらっているメール句会のメンバーなので、朝、びっくりするやら、ドキドキするやら。なるほど。いい句ですねぇ。

 ↓まあ、「農業への支援が最優先」とまでは思いませんが、食料の安全保障という観点からみると、農家はともかく、まだまだ食べ物なんて、金を出せば買えると思っている、という日本人は多いのではないかという気がしています。金を出せば買えるのかもしれませんが、日本の国も格差社会になってきていますからね。わたしなんぞは「手元不如意につき」とか「無い袖は振れない」とか「無いもんはない!」とか、心の中で反芻することが多くなっています。