朝からよく晴れてありがたいことでしたが、風がそこそこ吹きました。で、黄砂の影響か、終日、山々がぼんやりとしていた。
朝から田植えだが、その前に、調子の悪い田植え機の植付け部のグリスアップをしてやる。農機センターのK君に連絡したら、田植え機の専用のグリスがあるのだというので、朝一番に届けてもらった。なるほど、とろりとした柔らかいグリスです。これならグリスも入れやすいです。
「ツジイさん、どうもこの爪はだいぶん減っていますよ。」「あら、そう?こないだ確認したけど、大丈夫だと思ったんだけど。」「むふふふ。ツジイさん、これが新品の爪、比べてみたら、一目瞭然です。もう角もありませんし・・・。」K君は、どうも頼みもしていないのに新品の爪も持ってきているようだ。「おまん、いつからそんなに商売上手になったんや?」「いや、うまく植え付けできない原因の一番は爪の摩耗ですから・・・(笑)。」「しょうがないな、まあ、今度、一段落ついたら交換するわ。」「じゃ、12本、置いておきますよ。」ということで新しい爪を置いていってもらう。
さてグリスアップを終えて、田植え開始。お、なかなか調子がいいではないか、うまく植えていっている。と思っていたが、15アールほど、植えたら、また植え付けできていない条がでてきた。今度は3条目ではなく4条目である。うーむ。いかん、どうもこれはK君の言う通り爪が摩耗してきているに違いない、ということで、お昼に爪を12本交換。
機械は正直なものですなぁ。ピタッときれいに植付けられるようになりました。むふふふ。午後は快適な田植え。
ありがたいことでした。
今日で、最初の「コシヒカリ」の田植えは終了。明日からは「秋の詩」の田植えになります。
その後は田回りなど。
アマゾンから大型本(?)の『ナンシー関 消しゴム版画』(メディアファクトリー)が届いたので、ぺらぺらと眺めている。おもしろい。クスリと笑えたりする。版画の似顔絵についた短いコメントがいいんだなぁ。
実はナンシー関のおもしろさに気がついたのは、彼女が2002年6月に亡くなってから。そのニュースに、当時の職場の隣の席の方が「私、ナンシー関、好きだったのに。」とポツリとおっしゃったので、エッセイなどを少し読んでみたのでありました。おもしろかったです。何読んだんだっけな?テレビの話だったのだが。