現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

小麦の圃場の排水処理と頭上のコハクチョウ


昨日天気が悪いと恨み節が聞こえてきてるぜ、と書いたら、今日は朝からよく晴れて田んぼに出て鍬やスコップをもって仕事をしていたら、大汗をかいてしまったぜ。でも空は青空。とても気持ちよかったのでした。
終日、小麦を播種する予定の圃場の排水対策。基本的に排水対策はトラクタに培土板をつけて溝を切って、排水対策をして乾かすのですが、今年は長雨で、田んぼが乾かないので、トラクタそのものが入れないんですね。水のある圃場にトラクタを入れると、まずトラクタが沈んでタイヤの轍がついてしまうし、溝を切っても土が練れてしまって、乾くとかちんかちんの土になりますから、小麦を播種してもうまく発芽してこないんですよね。それで、今は、トラクタが圃場に入れるように排水対策を鍬やスコップでやっているという状態です。なかなか苦労してます(笑)。晴れの日がつづいて欲しいです。
今日は排水できるように、田んぼの脇にある排水路の泥上げまでやったりして。大汗かきますわな。でも大汗かいても、今日は気持ちよかったです。えー、プロの百姓で、こんなに大汗かいてる百姓も少ないんじゃないか、と思ったりしています。ま、百姓なら毎日田んぼに出るのが基本ですから、いいんですが。田んぼで力仕事をして大汗かいていると、「男」だぜ。と「男」の漢字の成り立ちに納得したりするのです。


もうこの季節になるとプランターにいつも花を咲かせてくれている奥さんのプランターにも花は少ないのだが、パンジーがいくつか残っていました。しかしこのパンジーを観ているとヒゲズラのオヤジの顔に見えてくるんですよね。ええ。これなんかポパイに見えたりもするんですが、ポパイはヒゲはやしてなかったですよね(笑)。ポパイの恋人(?)のオリーブがピンチになってポパイを呼ぶときの「ポパ〜イ!」という声が今でも記憶の奥底に確かな位置をしめています。子ども心にオリーブが主人公の恋人たるヒロインに足る美人なのかどうか、気になっていたのを思い出しました。


今朝、朝の犬の散歩のあと、犬に餌をやっていたら、頭上でくわぁ、くわぁ、という聞きなれぬ、でも知っている鳥の鳴き声が聞こえてきて、見上げたら、コハクチョウが8羽飛んでいきました。ええ、白鳥ですよ!コハクチョウが頭上を飛ぶという初冬の気配に感動したので、すぐにiPhoneで撮ったのですが、なかなかスマホで鳥を撮るのは難しいですね(笑)。でもやっぱりコハクチョウが頭上を飛ぶというのは、いい感じです(笑)。ええ、ほとんど写っていませんが。目のいい人には見えると思います。八羽のコハクチョウ見えますか?