現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

確定申告と『あと1センチの恋』とギターの弦

クリスチャン・ディッター監督『あと1


7日(水)
陽射しもでたが、午後はだんだん曇りがちに。気温はあまり上がってこなかったような気がする。朝はレノン号の水入れのステンレスの皿に氷が張っていた。最後の氷になってほしいな。田んぼの真ん中にある井崎の池の脇にある柳の芽も膨らんできているし、梅はほころびだしました。


明日は雨模様らしいが、そろそろ確定申告に行くことにしようか。入力はちょっと前に終了して収支の決算書も出来ていたのだが、確認というか寝かすという時間も必要だし(笑)、寝かしても所得が増えたり税金が減るわけではないが、・・・。ええ、農業は天気都合もあって所得がなかなか安定しないので(泣)。ま、また今年も頑張るしかない。というわけで国税庁の確定申告作成ページに入って、FileMakerで計算させた数字を入れていき、プリントアウト。


久しぶりにギターの弦を張り替えてみた。それからチューニングの機械も購入。なにをどうするということもないのですが、断捨離の時に、中学の時に買ったギターをどうするか、というのも問題になったんですな。しかも1弦が切れていたし。ほかの弦もサビサビだったのだ。チューニングをしようと思ったが、音叉もどこかに言ってしまっているし、ネットで注文しようと思ったら、なんとクリップ式のチューナーが音叉と同じような値段でたくさん出ているので、弦と一緒に注文しておいたのだ。むふふふ。




8日(木)
終日、雨。
というわけで、午前中に税務署に提出しにいく。それから忘れていた償却資産の申告書を市役所の支所に提出。
午後は農協で緊急支援協定についての寄り合い。百姓の場合、急に病気になったりケガをしたり、あるいは死んでしまったりしたときに農作業をどうするか、というのがときどき問題になる。昔から「結(ゆい)」といって、同じ地域のものが作業を助け合ってきたのだが、それの現代版ですね。ま、地域の百姓の数も激減してきているわけで、まずは家族や近所のものが助けるとして、それでもうまくいかないときには農協などが調整役をしてまわっていくということの話し合いでした。若い人がたくさんいる仕事や地域だと問題はないしょうが、高齢化がすすむ農業界ですから。


税務署の帰りに楽器屋さんで親指にはめるギターのサムピックを一つ購入。お、弾く気なのか!?


クリスチャン・ディッター監督『あと1センチの恋』(2014)をiTunesで観る。うーむ。なるほど。主演のリリー・コリンズはフィル・コリンズの娘さんなんですな。べっぴんさんです。リリー・コリンズの親友役のジェイミー・ウィンストンがいい味を出していますな。6歳の頃からの男女の親友が、ちょっとしたすれ違いで愛し合っているのになかなか一緒になれずにあれこれもめて最後には・・・という、まあ、よくあるパターンの脚本ですが、たぶん演技もいいんだろうし、映像がきれいでテンポもよくて最後まで楽しんで観てしまいました。ま、しかし。男女のすれ違いの物語は、どこにでも転がっていますな(笑)。というか、うまくいかなかった恋愛は、どこかでほんの少し(一センチほど)すれ違ってしまったのだろう、と考えてしまうからなのか。って、そんなふうに考えるヤツはおらんか(笑)。


日本農業新聞に乗っていた「若者力」という特集記事のなかのインタビュー記事。いかにも広告代理店の人らしいものの見方のような気もするが、若い人こそが未来であるというのは、農業だけの話ではありませんな。



こちらは同じ日の中日新聞の記事。東日本大震災関連の番組や記事はここ数日テレビやラジオや新聞でいくつか報道されるようになってきていますね。胸が騒ぐばかりで、なかなか僕自身のコトバにはならないのだが。