現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

小麦の播種と『イミテーション・ゲーム』

モルテン・ティルドゥム監督『イミテー

3日(土)
朝からいい天気。終日、小麦の播種。
しかし、なんですな。日没は17時頃なのだが、16時になると、とたんに淋しくなって、仕事を仕舞って帰りたくなりますな(笑)。
今日はほんとはもう一枚播種するつもりだったのだが、最後になった一枚が水口付近が乾いていない圃場だったので、あれこれ苦労して、時間がかかったので、予定通りにはすすみませんでした。
あとそれから大麦が発芽してきて、緑の葉を見せてくれるようになりました。ありがたいです。来年のタネ用に一枚だけ播種したので、ま、なんとかうまく育っていってほしい。





さて、日本シリーズは、カープが王手をかけられてピーンチ!
なにはともあれ、三年連続のセリーグの覇者ですから、カープの野球をしてほしいよね。盗塁、決めてね。
あ、負けてしまった。盗塁出来ませんでしたな。「甲斐キャノン」と新聞に出ていましたが、知りませんでした、これほどの捕手だったとは。日本シリーズのMVPだそうですが、参りました。


4日(日)
目が覚めたら瓦屋根や道路が濡れている。ちょっと雨が降ったらしい。で、朝の散歩の時は上がっていたので、麦の播種をする気満々だったが、そのごしょぼしょぼ雨が。うーむ。ざっと降る雨はもちろん困るが、こういう雨も困りもの。
午前中は精米など。午後も結局事務仕事をすこしすることになる。


モルテン・ティルドゥム監督『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)をiTunesで観る。うーむ。おもしろかったです。楽しめました。確かにカンバーバッチの演技に引き込まれました。キーラ・ナイトレイは相変わらずべっぴんさんだし。まあ、しかし、戦争が引き起こす事象は、戦闘というか、戦場の現場以外でも、悲惨なことばかりですな。
あと、この映画で描かれていることは、どのあたりまで事実なのか。戦争とか暗号解読とかMI6とか、そういうのがからんでくると、なかなか本当のところはどうだったのか、と思ってしまったりするんですが・・・。ま、映画だけに限りませんけれど。
チューリングという学者の名前は、「チューリングマシン」とか「チューリングテスト」という言葉で知っていたのですが、なるほど、こんな感じの業績をあげた人だったんですね。ま、映画を観ただけだから、ほんとのところはわからないけど。ウィキペディアの「アラン・チューリング」を読みましたが、ま、読んでもわからないことが多いですね(笑)。
僕には誰も数学者の友人はいませんが、学生の般教時代に若い先生に行列の講義を半年間受けました。ほとんどなんにもわからなかったのがとても印象的(笑)。その先生の暗算の速さには驚きましたが。試験を受ける気にもなれずあえなく敗退。それから理学部数学科で一つ上のOさんが、下宿の先輩の友達だったので、何度か話をしたりしました。ルービックキューブがとても速くて、あと木工でパズル(木を組み合わせて立方体や球をつくるパズル。)を作っているんだ、という話を今でも覚えています。