現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

中耕除草と大豆の発芽とハーフタイムデーと『ジャージー・ボーイズ』


29日(月)
 晴れたし、風があまりない。直播きの圃場にいもち病の薬剤を背負いの動力散布機で入れる。今年直播きをした圃場は数年前にひどいいもち病になって収量が1/3ほどになってしまったことがありました。田植えするのなら箱施用剤を使うことができますが、直播きだと薬剤はあとから自分で入れることになります。まだいもち病が出ているわけではないのですが、一度出てしまうと、なかなか止められないようなので、予防的に入れました。やれやれ。直播きはなにかと薬剤を入れないといけないので、なんだかなぁ、という感じです。


 それから長男が無農薬有機栽培「コシヒカリ」の遅く植えた圃場の2回目の中耕除草。僕は畦畔の草刈り。
 午後はまだ2枚残っている大豆を播種する予定の圃場で溝を切り直す。大麦の時の溝にまだ水が溜まっている状態だったので、なかなか思ったように切れないが、明日からまた雨という予報なので、ちょっと無理しても切っておきたかった。途中、歯医者さんの予約があったので1時間半ほど中断したけれど、なんとか溝を切り直し終えて、また溝をつなぎ直した。やり終えたらすでに日没でありました。でもこの時期、いつまでも明るいので助かるような、疲れるような(笑)。これで一応また雨が降っても、圃場は乾きやすくなるだろう。
 すでに播種した大豆の圃場を観にいったけれど、もう一つきれいに発芽してきていない。播種の深さがいささか浅すぎたか・・・。うーむ。イヤな予感がする。



30日(火) 「ハーフタイムデー
 朝から雨が降ったり止んだり。昨日溝を切り直しておいてよかった。


 お寺さんの配りものなどをする。
 それからモニタの写真をみながらちょっと時間をかけて落書したりする。


 クリント・イーストウッド監督『ジャージー・ボーイズ』(2014)を観る。ミュージカルをイーストウッドが映画化したんですな。なるほど。楽しめました。フランキー・ヴァリ、「シェリー」と「君の瞳に恋してる」、ファーシーズンズ。マフィアのボスをクリストファー・ウォーケンが演じていて、なんだかよく似合っていた。しばらく観ないうちにずいぶん老けてしまっているが、計算してみれば、というか調べたのだが、77歳ということなので、ま、当然、とえいば、当然です。それどころが監督の イーストウッドは90歳です。この映画を撮ったときでも84歳だから、ちょっとスゴイですね。と、書いて気がついたが、イーストウッドはうちの父親と同い年でした。これまたちょっとスゴイです(笑)。


 今日は「ハーフタイムデー」なんだそうです。ええ、一年の半分が終わりました。あと今年も残すところ半分。


1日(水)
 朝起きたら、雨は上がっていたけれど、どんより曇っている。今日から2020年も後半戦。頑張っていこう!(笑) ほんと時の流れははやい。「歳月人を待たず」「光陰矢の如し」「少年老い易く学成り難し」「盛年重ねて来たらず」・・・。いや、他にもいろいろあるんでしょうが、もう思いつかない。


 草刈りもやらねばならないし、作業所の苗箱を片付けなくてはならないし、圃場に「環境こだわり農産物」の看板も立てなくては。

 近所のお寺の庭のヤツデだと思うけれど、数えてみたら葉は九つになっていますな。ネットで調べてみたら、「葉身は直径20~40cmで掌状に7~9裂し,鋸歯がある」とありました。昔、僕が通っていた頃の小学校に校庭の隅にもヤツデがあって、それも葉は9裂だったことを思い出しました。なんでも思い出しますなぁ(笑)。8裂は少なくて、7裂か9裂か、奇数になっているのが多いそうです。天狗の団扇って、言ってたような気もするけれど、今の子供たちは、そんなことは言わないでしょうね。