現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

籾擦りの試運転と川に落ちることと稲刈りと”やっちゅーの!”

 二百十日
 午前中は29日に刈った籾の籾擦り。乾燥機や籾摺り機、選別機等の試運転を兼ねています。はい。今日は実にスムーズに籾擦りが出来ました。計算するとちょっと収量は少なめでしたが、選別網から落ちるくず米が少なくとてもきれいな玄米が出てきました。ありがたいです。
 昼前に農協に1パレット分を出荷して、午後は稲刈りに出る。こちらも順調に刈れました。ありがたいです。でもやっぱりちょっと収量は少なめかな?どうだろう。


 と、順調さをアピールしていますが、実は、朝、籾擦りの前にもみ殻を溜めておくところと籾摺り機をつないでいたら、脚立が不安定になって、脚立もろとも家の裏の川に落ちるというハプニングがあって、右足のふくらはぎの外側、太ももの外側、へその横、右腕の付け根から上腕にかけて、激しい擦り傷と打ち身。血は流れませんでしたが、作業ズボンが代りに破れてくれました。
 川に落ちるとき、あっ!と思ったときにはもう遅いですね。左手でどこかを掴んだのだが、左手一本で加速度の付いた体重は支えられませんでした。気がついたときには、尻餅をついて川底に。へその上辺りまで水に浸かり、ポケットに入れておいたスマホは水没。でもたいしたもんですな、iPhoneの防水能力がスバラシくて今のところまったく問題なしです。ありがたいです。


 びしょ濡れになったので、風呂場で裸になってキズを確認して水で流し、「赤チンかオキシフルない?」というと、まだ仕事に行く前の奥さんが探してくれましたが、なかったので結局オロナインで消毒。オロナイン万能、万歳!オロナインとメンソレータムは、どちらが万能薬なのか。


 夜、奥さんがあれこれ消毒薬を買ってきてくれる。何種類かあって、マキロンを選んだら、長女が風呂上がりに手当てをやってくれるという。ま、自分の手が届かないところもあるので助かったが、どうも長女は手当てが乱暴でいけませんな。「あんまりたいしたことないで。」とおっしゃる。こっちは擦り傷と内出血で、さわると痛いんやっちゅーの!