現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

What's up!(調子はどうだい!) 稲刈りがはじまりましたよ!


28日(日)
 朝、ビビ号と散歩。
 今日から稲刈りを開始しました。慣行栽培の「コシヒカリ」。一番最初に田植えした圃場からです。
 何度も激しい雨にやられて、倒伏してしまったところもあるのですが、なんとかどんどん刈取りできました。
 台風やら秋雨前線やらが予報図に現れているので、とりあえずどんどん刈ることに。うちの作業所の乾燥機がいっぱいになったあとは、農協のカントリーへ運んで今日予定したところを全部刈取ることができました。ありがたいです。

 イチロー がシアトルマリナーズの殿堂入りをして、セレモニーで開口一番、「What's up! Seattle!(シアトルのみんな!調子はどうだい!)」と挨拶。いいねぇ。かっこいいぜ(笑)。
 What's up! dear readers! (調子はどうだい、読者のみんな、って読者っていうのもおこがましくて笑えるが)って、通じるのかな?ちゃんとした英語になっているのかな?英語は中学の時から苦手なので、あらゆることに自信がないが、少なくとも私の習った教科書にはWhàt's úp?(元気かい?)Nothing much. (変わりないよ)なんてことは載っていなかったなぁ。How are you?I'm fine,thank you! というのは習った覚えがあるけれど。

 イチローは引退から5年が経過する2025年にアメリカ野球殿堂入りの資格を得る予定だそうです。まあ、これも当然ですな。野茂は殿堂入りできなかったんですねぇ。日本人からすると(いや、私からするとの方が正確ですが)、イチローと同じくらい盛り上がったんですけれど。大谷翔平くんもこの調子なら確実ですな。私としては当確を出したいところ。

 夜は婿殿がステーキを食べませんか?と誘われたのでファミレスの「ステーキガスト」へ。和牛ステーキ200gをビールとともにぺろり。300gでもよかったかも(笑)。「ステーキガスト」は初めてでした。もちろん長浜にもステーキの専門店はあるのでしょうけれど、ステーキなどは、何年ぶり?十何年ぶり?何十年ぶり?という私にはステーキの専門店など眼中にはないのでした(笑)。
 そういえば十年ほど前に、土鍋を買ったら、ステーキもできる土鍋です、というのが宣伝文句だったので、次女とスーパーに行ったとき、サイコロステーキと称する四角い肉が売られていて次女と二人で一つ300円ほどもする肉を塩コショウして土鍋でじゅーじゅーと焼いて、転がしつつ焼きつつ食べたのですが、次女がおいしい!おいしい!と感激してくれたので、とてもうれしかったのを、書きつつ思い出しました。
 焼き肉とはまた違う風情がステーキにはありますな(笑)。

29日(月)
 今日から学校は二学期?
 昨日刈った籾の水分を何度も計りつつ、15%を確認して、籾擦り、選別、30.6kgを量って袋詰め。もちろん試運転。ブレーカーが落ちたり、米選機を詰まらせたり、ヒューズを飛ばしたり、いろいろ思いも寄らぬ事態が起こったりしたけれども、ま、試運転だといろいろありますな。うーむ。米選機が詰まったのは僕のミスなんですが、ヒューズが飛んだりしたのは、そんなに無理をさせた感じがしなかっただけに、ちょっと気になる。

 で、午後は稲刈りに出動。天気予報を気にしつつ倒伏した田んぼを刈る。倒伏したり、草が生えたりして、あれこれいろいろ難儀な田んぼになってしまった圃場だが、長男がわりと丁寧に慎重にコンバインを動かしてくれたので、わりとロスなく刈取れた模様。でも収量は下がってしまっただろうな。それは倒してしまったので仕方がない。でもあの激しい雨が何度かあったので、そこそこ登熟した稲は倒れてしまうよなぁ。

 というわけで雨の降る前に刈りたいな、と思っていたところは刈れたのでありがたい。でも明日からまた雨の予報なんだけれど、うーむ。

 『鎌倉殿の13人』がなんだかおもしろくなってきていますな。北条義時小栗旬)がだんだん悪い男になってきてます(笑)。そうか、天下取るためにはみんな殺しちゃうだね。それから善児の衝撃的最期だったわけですが、なるほど。