現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

机周りの整理と『ミッドウェイ』と『エヴェレスト 神々の山嶺』と『鎌倉殿』とバランタイン

ウイスキーだと「カティサーク」とか「バランタイン」とか「角瓶」とか、若い時の記憶(体験・経験)のせいで、ときどき飲んでみたくなります。久しぶりに「バランタイン」を飲んでみたら甘い香りが強くて、あれ?こんなんだったっけ?とも思ったけれど、甘い香りだったのは間違いないです。泣けるぜ(笑)。

18日(日)
 朝、瓦屋根や停めてあるクルマの屋根にうっすらと積雪。昼間もときどき風に雪が混じることがありました。
 寒い一日。
 午前中は机の周りの整理など。少しきれいになったけど、まだまだ、先は長い。
 午後はNHK囲碁対局を観ているうちに寝てしまう。
 夕方から「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策事業」の役員会。
 夜は『鎌倉殿』の最終回を観る。なるほど。あんな風に終えましたか。鎌倉時代の歴史書というとまず『吾妻鏡』ということになるのですが、うちの本棚の古典文学全集には入っていませんな(笑)。というか『大鏡』『今鏡』『水鏡』『増鏡』の四鏡の歴史物語も『大鏡』しか入っていませんな(笑)。ま、いいけど。
 橋本治の『双調平家物語』で日本史を勉強した私としては、壇ノ浦で平家滅亡まではなんとなくぼんやりイメージできたのですが、鎌倉時代からはうまくイメージできなかったのですが、まあ、三谷幸喜の「鎌倉殿」ですので、史実とはまた別物でしょうけれど、時代の流れというか順番はちょっとわかりました。まあ、この歳になって鎌倉時代の歴史を勉強してどうなるんだ、という気もしていますけど(笑)。私としては一年間楽しめました。ふむふむ。でも一年の時の流れの速いこと!

 そういえば、書き忘れていたけれど、先日にローランド・エメリッヒ『ミッドウェイ』(2019)を観る。まあCG満載の映画なんだが・・・。ミッドウェー海戦って、子どもの頃にやっていた戦争アニメ『決断』でよく覚えています。日本の偵察機が雲の隙間からアメリカ側の艦隊を発見するんだけど、どうもよく見えていなくて、情報を間違うんですね。それで日本の空母では艦載機に積む爆弾を付け替えるんだけど、そこへアメリカの航空機がわんさかとやってきて、日本の艦載機は飛び立てないし、空母の中では爆弾の付け替えで弾薬をひろげている状態で、空母四隻とその艦載機290機を失ったという・・・、うーん、たぶん間違っているような気がするけれど、そんなことを覚えているのだが、この映画では、そういう緊迫感があまり伝わってきませんね。なんなんだろう?脚本が悪いような気がする。アメリカの太平洋艦隊情報主任参謀エドウィン・レイトン少佐も主人公というか、このミッドウェー海戦ではパイロット以上に活躍した人物のはずなのに、どうもそれがよくわからなくなってますな。ってほんとかな?最初の真珠湾攻撃のシーンはCGを使っているんでしょうけれど、なかなか迫力があると思いましたが、全体的にもう一つでしたな。うーむ。

 平山秀幸監督『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016)を観る。原作の夢枕獏の『神々の山嶺』は出てすぐに読みました。読後は気分が高揚していました。大変おもしろかったです。ですからそのままにしておいて映画なんて観なきゃ、いいんですが、観てしまって、こうやってちょっとげんなりしています(笑)。平山秀幸監督の作品もいくつか観てはいるんですが、やはり山のシーンはエヴェレストがこんなわけがない、って思ってしまうし、美しいんだけどCGに力がないような気がする。

 お昼に観ているうちに寝てしまった囲碁対局だけれど、村川九段×鶴山八段の対局。NHKプラスで最初から見直したら、これがすごい対局でしたね。鶴山八段の逆転勝ちでした。うーむ。いや、囲碁のことはさっぱりよくわからないんだけど、この数年、ずっと囲碁番組を見続けている自分もどうなんだ?という気はしています。

 今日は机の上の整理を少ししたら、何冊も未読の本が出てきた。やれやれ、枕元に積んである未読の本もたくさんあるのに。
 たぶんもう少ししたら、私の生活習慣とか、暮らしぶりも変ってきそうな気がしている。事務仕事、精米と発送の段取りをどうしていくのか、飲酒量をどうするのか、このまま早寝早起き生活がどうなるのか、あとはもう老眼鏡生活に慣れてこなくてはいけないんだけど、これがどうも老眼鏡が苦手です(笑)。