現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

朝の湖西の山々とゆうパックの受付停止と『黒い司法』と“Dark End Of The Street ”


 ↑よく冷えた。琵琶湖の向こうの湖西の山々がくっきりとよく見えた。ああ、ホントはもう少し望遠のレンズがほしいけど。まあ、仕方がない。

26日(木)
 早朝から事務仕事と犬の散歩と精米など。それから農協であれこれ農事組合のお金の移動のあれこれ。私と同じように自治会やら組合やら組織の会計報告のために通帳の整理にきているらしい方が私以外に二人いらっしゃった。ま、年度末のそういう時期ですね。

 昨日から24時間以上、寒さで凍てついたのだと思うけれど、外の水道と台所の水道の蛇口から水が出なかったが、今日のお昼前になってやっと水が出るようになった。ありがたい。
 それからお米の発送で郵便局にいったら、「大変申し訳ないのですが、今日は終日、ゆうパックの受付を停止しているんです」と言われる。なんでも滋賀県全体での受付停止らしいけれど、ゆうパックを運ぶトラックの手配ができなくなったのだとか。新名神の高速道路でトラックが24時間以上ストップしたことと関係があるのかしらん。ま、どうも今回の寒波で、身動きできなくなっているゆうパックのトラックが何台もあるということでしょうな。いやはや。そういうわけで、今日発送する予定のお米は一日遅れて明日、発送いたします。どうぞご理解くださいますように。

 デスティン・ダニエル・クレットン監督『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)を観る。実話を元にした映画だそうです。ああ、もちろん感動している。主演はマイケル・B・ジョーダン。ええバスケットボール選手ではありません。黒人の若い弁護士役です。この黒人の弁護士はハーバード出です。で、ボタンダウンシャツを着て、ベージュのチノパンにブラウンのベルト。でオックスフォードシャツ。北部のトラッドファッションですな。カッコいいです。しかもマービン・ゲイにどこか似ている(笑)。正義感あふれる若い弁護士を好演しています。
 タイトルがよくないですよね。『黒い司法 0%からの奇跡』なんて。明らかに言い過ぎでしょう。原題は『Just Mercy』なんですが、これもなんだかなぁ。Mercyは慈悲というような意味でしたよね。
 『アラバマ物語』が何度も話題になってる。「アラバマ物語の博物館に寄るといい、公民権運動の偉大な記念碑だ。」と地方検事のチャップマンは言うんですけどね。ええ映画にもなってますよね。『アラバマ物語』(原題: To Kill a Mockingbird)。グレゴリーペックの主演です。なぜか知っているつもりでしたけど、今、自分のブログを検索してみても出てこないし、予告編を観たけど、観たような観てないような(笑)。どうも観ていないようですな。法廷劇みたいですね。

 すばらしい映画でしたけれど、あえて映画のテーマや中身については触れないでおこうと思います。観れば誰でもわかるように作られていますし、ある意味啓蒙の映画ですから。

 ジェイミー・フォックス演じる死刑囚が言うんですな、隣の牢屋の死刑囚に「ディープブレス(深呼吸)するんだ。我を忘れかけたらディープブレス(深呼吸)するんだ。」あたしゃ、英語は苦手だけれど、この「ディープブレス」という語が耳に強く響きました。私もディープブレス(深呼吸)が必要なほどの感情の高ぶり(決して怒りだけではないんですけど)が、この歳になっても、一年に一度か、いや、そんなにはないか、数年に一度ぐらいはやっぱりあるからです。自分自身に「落ち着け、何も言うな、深呼吸しろ。」と語りかけてくるのは理性なのかな?動物的な何かなのかな?

 ライ・クーダーの “Dark End Of The Street ”

27日(金)
 まだ外は暗いけど、あれ?天気予報ではまた雪マークが並んでいるなぁ。やれやれ。
 昨日発送予定だったお米は本日発送いたします。