現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

有機栽培「コシヒカリ」の田植えと冷奴と「徂徠豆腐」


 今日も暑かったです。でも午後は少し風も出て、夕方からは雲も多くなりました。お天気は下り坂。明日は雨の予報です。
 それでなんとか今日のうちにと、有機栽培「コシヒカリ」の前半の田植えを終えました。六月になる頃にまた後半を植える予定です。
 頑張ったので、午後2時半に田植えを終えて、その後後始末と田回り。その帰りにスーパーでビールの六缶パックを買う。うーむ。贅沢だぜ。しかも「しそかつおにんにく」と「いかげそするめ」と豆腐も買う。豆腐はそのスーパーの最安値は37円なのだが、37円はあんまりなので126円の絹ごし豆腐を買っている。あーた、自分で大豆から豆腐を作ってみたらわかりますが、自分で作った豆腐は大豆の風味で一杯でとてもおいしかったのです。私のはふきんで漉しただけのまるい「おっぱい豆腐」で、四角い豆腐ではなかったんですけどね。ああ、大豆だぁ、っておもわずつぶやいてしまうほどでした。
 で、すぐにかつお節と醤油をかけていただく。おいしかったです。

 もう何度も書いていますが、私は「徂徠豆腐」という話が大好きで。聴いてはいつも泣いているんですけど、YouTube宝井琴調さんの講談を見つける。この話は浪曲にも落語にもなっていて、落語の立川志の輔さんや浪曲の広沢菊春さんのを音源として持っていますが、何度も聴いています。宝井琴調さんの講談もいいですね、あっさりしているのは、福音館書店の絵本として出ている親子で楽しめるシリーズだからでしょうか、それとも講談だからでしょうか。でもちゃんとオジジが聴いても、それとわかる泣き所は作ってあります。
 まだ五月の中旬で田植えの盛りですが、冷奴のおいしい季節になってきました。大豆も出荷する農家としては、野暮なことを言いますが、無農薬で化学肥料を使わずに栽培するのは、けっこう難しかったりします。土質によるところが大きいかもしれませんが・・・。「値が安く、皮をむく手間もなければ、骨もない」安全でおいしい豆腐のファンがどんどんと増えてくるとうれしいなぁ。