現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田んぼの畦畔の行進と『マネー・ショート 華麗なる大逆転』と大豆の播種をやり直したこと

5日(土)
 早朝から田んぼに出る。
 それから田回り。10時に家に戻ってくる。
 大脱走マーチ。昔、子どもが吹奏楽部だったので、その発表会やコンクール等を何度か聴きに行ったりしていたが、たまにマーチなんかをやってくれるんですが、わりと単純なリズムのような気のするマーチですが、やっぱりうまいところはぜんぜん違いますね。あたりまえか。なんにせよ、リズムセクションというかパーカッションというか、地味な役どころながらその力量で全体が大きく変わりますね。あたりまえか。
 田んぼの畦畔をスマホで流したマーチに合わせて小学生が行進するように歩いてみた私。どうも六十過ぎのオジジにはテンポがいささか速い(笑)。あーたもやってみなされ、楽しいですぞよ(笑)。

 アダム・マッケイ監督『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)を観る。原作はマイケル・ルイスのノンフィクション『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』だそうです。ええ、このあたり私もよくわからないのですが、合衆国で「サブプライム住宅ローン危機」というのがありましたよね、それが引き金になって「リーマン・ショック」というのもありました。そのあたりの映画です。そういう危機の中で巨額の利益をあげた人が何人かいるらしいです。実話だそうですが、そういう話です。私はだいたい経済のことは、高校の教科書の「政経」の内容でさえまともに勉強していないので、経済といえば貯金通帳の残高ぐらいしかわからないという状況なんです。というか国民には納税の義務がありますから、確定申告のやりかたは勉強しましたが。
 だいたい「空売り」ってなによ!?国語辞典には「株式の信用取引や商品の清算取引で,所有していない株や商品を売ること。値下がりを予想して,買い戻しによる差額を利益として得る目的で行う。 ↔空買い」とあります。所有していない株や商品を売ること、ってどうよ?詐欺じゃないの?と普通は思ってしまいますよね。でもそういうことが普通にできるのだそうです。「値下がりを予想して,買い戻しによる差額を利益として得る」というのもわかりにくいなぁ。「1000円で売る!」と持っていないものを売って、値下がりして、例えば500円になったら、「500円で買い戻す!」と言うんでしょ?しかし、もともと自分の持っていないものを売って、またそれを買い戻すんでしょ?モノはないんでしょ?そんなことができるの?それに買い戻す!と言っても、いやいや売りません、と言われたらどうなるの?ほんとよくわからないことばかり(笑)。
 トレーダーとかあこがれるなぁ(笑)。でもあやしいよね(笑)。働けよ!と日々汗を流している百姓は言いたくなるけど(笑)。

 MacOS Ventura 13.5 にアップデート。そういや先日はiPhoneもアップデートした。

6日(日) 広島原爆の日
 早起きしてあまり芽が出てきていない大豆の圃場で豆播き。今日は三角の鍬でスジを付けるように浅い小さな溝をつけ、そこへ手でパラパラパラと豆を落し、また三角の鍬で土を被せる、というやり方で出ていないところだけに豆を播きました。残っていた大豆4.5kgほど。
 今度はうまく芽が出てくれるといいのだが。やはり水をやった方がいいかな?雨は降るのかな?

 昼に昨日観た『マネー・ショート 華麗なる大逆転』をもう一度観る。なんせよくわからなかった映画だったので(笑)。続けて二回観ることはたまにあるけれど、うーむ。ま、ちょっとわかってきたということで(笑)。26億ドルの利益って、日本円にするとどうなるんだ?

 夕方、朝、播いた大豆に水をやるべく軽トラに80Lの桶を積んで、二回分。160L散水する。散水して帰ってきたら、少しパラパラと雨が降る。やれやれ。ま、パラパラ雨だけど、私が散水したから降ったと思いたい。