現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

今日も稲刈り。倒伏した田んぼの稲刈り。


18日(月) 敬老の日
 ラグビーワールドカップの日本対イングランドのライブをテレビで応援して、日本は負けたけれど、ゲームそのものは悪くなかったし(ゴールライン近くで日本のミスが痛かった気がしたけど。それからあのヘディングからのトライ!あれはないよ、と思ったけれど、仕方ないですね。でもあんなのちゃんと手で掴みにいって掴めなかったんだから、ノットコントロール、ノッコンですよね。とにわかファンは思うんですけど、仕方ないですね。)、なんとなく自分にも気合いが入って、さあ、今日も仕事頑張るぞ、と思っていたら、激しい雨になる。30分くらい。この雨を30分間見たら、午後、稲刈りができるとは誰も思わないんだけど・・・。お昼前から籾擦りをして、午後遅くから稲刈りに出ました(笑)。

 もちろん、ラグビーはにわかファンなんですよ。
とはいえ、私の世代はユーミンの「ノーサイド」の世代ですからね。大学ラグビーも、高校ラグビーも、そこそこ観てきているんですよね。新日鉄釜石神戸製鋼ラグビーも観てきました。ええ、ノーサイド世代なんですわ(笑)。でも前回のワールドカップの日本代表の活躍にはしびれました。「笑わない男」もマスコミに取り上げられて、普段、始終へらへら笑っている男としては、やられたなぁ、と思ったものでした。

   ♪何をゴールに決めて
    何を犠牲にしたの 誰も知らず
    歓声よりもながく
    興奮よりも速く走ろうとしていたあなたを
    少しでもわかりたいから

 だから下地はあったんですよね。にわかファンの。
  “何をゴールに決めて 何を犠牲にしたの 誰も知らず”  なんてね、いろいろなことで、ちょっと頑張った記憶のある人の心を鷲掴みにしたわけですね。ええ、私も鷲掴みにされました(笑)。今から思うと当時はまだ学生で、頑張った記憶なども、どれほどのモノだったのか、わからないんですけど。ただ人々の歓声、歓喜を受けるようなことをした影には、きっとたくさんの努力と、その努力のために犠牲にしたものがたくさんあったはず、というメッセージが二十歳の頃の若い私の心に染みました。

 今朝のスコットランド戦。あの大きないかにも力のありそうなスコットランドフォワードとのスクラムで、ピタリとして動かない日本のスクラム、まったく押されない日本のスクラムを観ると、僕の身体の中に力がなにかモリモリと湧き上がってくるんだなぁ(笑)。ああ、こういう書き方がいかにもにわかファンだけれど、まあ、いいんだ。

 日本のプロ野球はタイガースの18年ぶりのセ・リーグ優勝が決まりましたね。タイガースファンの皆さんはおめでとうございます。カープは最終盤で故障者がたくさん出たのが痛かったですが、9月のタイガースの連勝はすごかったですね。クライマックスシリーズって、やるの?僕は最初からクライマックスシリーズなんてシラケルぜ!と言っているのだが、まあ、誰かのお金儲けになるようで、なくなりませんね。たとえば今年、三位のチームが日本シリーズに出たとして、盛り上がるの?

 大谷翔平選手がケガはしかしとても残念だけれど、まあ、今年はこれだけ大活躍だったんだから、ケガというか故障にもなるよね、もともとが二刀流の負担のかかる仕事をしているので。投げて、打って、大活躍で、もう間違いなく世界一の野球選手。野茂もイチローも世界一だと僕は思っていたけれど、大谷翔平選手はやっていることというか残した記録がスゴイし、キャラクターもアメリカ人からも愛されるよね。その活躍のニュースが伝わるたびに、無理し過ぎることなく、なんとか最後までケガなくやってほしい、と願ってきたんですけど。

 大相撲もはじまっていますが、もちろんなかなか生中継は観られないんですが、ネットで速報のサイトを観ると、遠藤は3連敗でちょっと心配しましたが、その後6連勝ですね。宇良は勝っても負けても観てておもしろい相撲だし。今場所初めて熱海富士という力士を知りましたが、なるほど、人気が出そうな若いお相撲さんでした。

 テレビも観たくなるのは、スポーツ中継だし、観ておかないと気になるのは天気予報ですね。あとニュースか。ネットで映画なんかも安く観られるようになって、テレビ局もたいへんだろうな、ってそうでもないのかな?新聞社はテレビ局より大変そうだけど。あ、売り上げというか、発行部数の話ですけど。

 ああ、今日も今日とて、ビールを飲みつつウダウダ書いている。


↑今日も稲刈り。住宅地の中の田んぼですが、「コシヒカリ」1/3ほどは倒伏してしまいました。やれやれ。
何も起こりません。メモ用の動画です。風が吹いてきたんですが、この後すぐ雷雨になりました。


 大宰府時代に大伴旅人の催した宴会の席上、中座する言い訳に憶良が即興に作った歌らしいです。


山上憶良臣宴を罷る歌一首。「この憶良はもう退出しよう。うちには子どもも泣いていようし、その彼等の母(即ち憶良の妻)も待っていようぞ」斎藤茂吉の訳です。万葉の時代って、大昔過ぎて、『万葉集』の歌も古今集新古今集に比べるとわかりにくいし、作者のこともよくわからないことも多いのですが、この歌はなんとなくわかりやすいですね。もっとも私は宴会の席を中座というか、途中退席なんてしたことない気がするけど(笑)。このとき山上憶良は何歳だったのかな?

19日(火)
 まだ昨日の乾燥の籾が上がらない。やれやれ。