現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

水路に水を引いてきたことと棋聖戦と「松樹千年翠」と二月尽

 早起きして精米など。
 それから、苗代をする田んぼに水を入れて、長男に代かきしてもらう。うちの苗代は露地プール苗代なので、土を平らにしてその上に苗箱を並べるのです。
 なにはともあれ、水路に水を引いてきて田んぼにいれるとしみじみ春を感じますな(笑)。


 相変わらず、囲碁のことはさっぱりわからないのだが、井山さんの囲碁の対局は見てしまう。
 棋聖戦では117手目を封じ手にして初日の最長手数の新記録だそうです。
 二日制の第6局の一日目が終わったところなので、まだまだどうなのかわからないけど、ここまで三勝二敗で一力棋聖が優勢で、井山王座はカド番です。なんとかここで勝って、最終第七局までやって棋聖もまた奪取してほしいです。
 会場は神奈川県箱根町「ホテル花月園」で、床の間に「​​松樹千年翠」(たぶん。)と書いた軸が下がってます。あーた、なかなか床の間にかかった掛け軸の文字は草書(?)で読みにくいですけど、なんとなく読めました。むふふふ。

 「松樹千年翠」はもともとは禅からきているらしいですが、茶道なんかでも使われるみたいですbね。
 「松寿千年翠」とか「松柏先年青」と書いたりもしますね。「松の木の翠色(みどりいろ)は千年もの長い歳月を重ねても、その色を変えない。」というような意味なんでしょうね。 「松」は長寿や繁栄の象徴で「ことほぎ」の言葉になりますね。そんなおめでたい言葉、おめでたい掛け軸として棋聖戦の対局の部屋にかけられていたんでしょう。
 そんなこんなで、筆ペンで稽古してみました。左から楷書、行書、草書、適当と、お手本を見て書いてみましたが、軸にあったような草書なんて、うーむ、書き順もどうなってしまうんでしょうね(笑)。

 というわけで二月が終わる。閏年で一日得しましたね。
 棋聖戦の中継をYouTubeで観ていたら、急にYouTubeを観覧している人のコメントに「今、大谷が結婚したってニュースが流れてきた!」と流れたので、ちょっと騒ぎになった(笑)。囲碁ファンも大谷翔平選手の結婚は気になったらしい。まあ、突然ですからね。