現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

冷や酒と寄り合いと凧揚げと天下を取った気分と『お家、見せてもらっていいですか?』

23日(金) 天皇誕生日
 弟夫婦が、お正月に帰ってこれなかったので、父と母に顔を見せに帰ってくる。奥さんがあれこれオードブルなんかを用意してくれて、あたしはもっぱらビールとお酒の準備。久しぶりにキリンラガーの大瓶を1ケース買ったり、何本か吟醸酒を準備する。ビールは最初の一杯がなんともうれしく極上だけれど、日本酒は吟醸酒なので冷やでグビリとやりました。だいたいうちの家には「燗をつけましょうか?」という人はいないんだなぁ。ええ、私も「燗をつけてくれ。」と家の中で言ったことは一度もないなぁ。まあ、燗をつけたいときは黙って自分でレンジでチン!というのが今どきの相場ですわな、どこのご家庭も。たぶん。しらんけど。

24日(土)
 午前中は精米など。
 夜、農事組合の初寄り。寄り合いですね。ええ、会議です。

25日(日)
 午前中は精米など。
 午後は囲碁番組を見ているうちになんだか寝てしまう。

26日(月)


 ええーっとですね、ちょっと自慢させてもらうと、あたしゃ、あーた、凧揚げ名人だと自称しております(笑)。あーた、そういえば子どもの幼稚園の参観でコマ回しがあったのに、急に園児のなかに飛び入り参加して、ギュンギュン回して、幼稚園の先生に褒めてもらったと、コマ回し名人だと自慢してましたな(笑)。ええ、コマ回しはギュンギュン回せるの得意なんですが、凧揚げも得意なんです。いや、ほんまですって。小学6年の時(?いや、中学一年だったのだろうか?)にアメリカから輸入された「ゲイラカイト」が大流行していたんですが、中学二年生のときの美術の時間に立体凧を教えてもらったんですね。平面の凧ではなくて木工ボンドで木を組んで、色セロファンを貼る凧。これが楽しくて、授業で作った凧以外にも家で同じような凧を二つ三つと作りました。これがあーた、ものすごくよく揚げられたんです。平面の凧だと足を付けたりしますが、足の無い凧です。もーね、どこまでも高く揚がって見えなくなるまで揚がりました。凧糸という木綿の糸は重いのでダメなんです。いやダメではないんですが、糸の重さで高さが出ないんですね。ええ。それで釣り糸を使いました。リールの釣り竿の糸を使いました。500mくらい、目一杯伸ばすともう見えなくなるくらいなんです。
 え?コツですか?教えましょう(笑)。あの凧の糸の結び方で角度が変わりますね。風の強さで糸の結ぶ位置を変えるんです。要するに風の強さで凧の角度を変えてやるんですな。ほんまですって!西洋の凧のゲイラカイトはそういう調節が必要なくて、一本の糸を結ぶだけですみますから、誰でもどんな風でも上がります。でも日本の凧はその角度を決める糸の長さの調節をしなくてはいけません。ま、そこに凧揚げの面白みもあるんですが・・・。「え?そんなこと?そんなん誰でもわかるやん!」とお思いでしょうけれど(笑)。こういうことをね、あーたね、自分で気がついたんです。誰にも教えてもらわずに。いや、自分で最初から凧を作るわけですから、そのあたりの調節も最初から自分でしなくてはいけないわけです。美術の先生も知っておられたかもしれませんが、授業の時には、そういうことはお話にならなかったような気がしています。自分で考えて気がついたので、見えなくなるぐらい高く揚がった凧を天下取ったような気持ちで眺めていた中学二年生でした(笑)。お隣の小学校の子どもたちの中から凧揚げ名人が出てきますように(笑)。


27日(火)
 精米と事務仕事をすこし。

28日(水)
 精米と事務仕事。

 佐久間薫『お家、見せてもらっていいですか?』(kadokawa)読了。といっても漫画なので、20分で読了できます。でも楽しめました。小学生が自由研究で近所の家を見せてもらいにいく漫画。ま、人生いろいろですし、人生いろいろな分だけ家もいろいろですわな。

 じつはこのところクリックして本を何冊か買ってしまっていて、それがなんというかあっという間に届くという便利な世の中なのだが、ああ、届いても読了できるのかどうか、あやしくなってきています。ま、いいんだけれど。農業関係の本もクリックしていますぜ(笑)。ええ。また明日にでも。って、明日には読了できているのか?