現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の播種

大豆の播種

昼前から雨という天気予報でしたが、父が土が乾いているうちに大豆をまいてしまおう。というので播種することにしました。
最近は畝経て同時播種というやり方が主流です。トラクタで二山くらいの畝立て、その畝のてっぺんに大豆の種を蒔いていくのです。同時に液の除草剤も散布したりします。麦を刈り取ったあと一回トラクタで通ればちゃんと大豆の播種が出来てしまうわけですから大変楽ですわな。
でもまだうちはそういうことは出来るようになっていないので、父にトラクタに乗ってもらい起してもらって、そのあとを僕がテーラー(耕耘機)につけたゴンベイという播種機でを大豆を落としていきます。昨日と違ってテーラーはエンジン付きですから自分で押さなくていいので、その点は少し楽です。途中、弱い雨が降りだしたりしましたが、なんとか本格的に降り出す前に三枚90aに大豆を作付け完了。ありがたいことでした。


夕方、雨が降ってきて、図書館に行く。『藤沢周平全集第21巻』浦谷年良『「もののけ姫」はこうして生まれた』の二冊を借りる。図書館から帰ってきたらアマゾンから大野明子・宮崎雅子『いのちを産む』が届いていた。


枕頭本にしていた志水辰夫『うしろ姿』読了。文庫本の帯に「『行きずりの街』の著者最後の現代小説作品集」と書いてある。志水辰夫の小説を読んでいたのは10年も前だろうか、新潮文庫で読んでいた。シミタツ節と言われる落ち着いた文体で好きでした。久しぶりに読んだ志水辰夫は哀切にあふれるお話でした。うーむ。今後は時代小説を書いていくのですか。うーむ。