現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

星野博美『銭湯の女神』読了。

いか大根

31日(土)
一日中、風が強く寒い。


1日(日)
午前中は自治会の総会。午後は農事組合の総会。夕方から慰労会。一日風が強く寒い。


2日(月)
沢野ひとし『へんな人間図鑑』読了。これは今までの沢野ひとしの文章から「へんな人間」について書かれた文章を集めてきた本であった。
星野博美『銭湯の女神』読了。だいたい図書館でこの本が気になって手に取ったのはなぜだったのだろう。著者名にも本のタイトルにも表紙にも見覚えがあった。あ、この本はメルマガかラジオでおもしろいと紹介されていた本ではなかったか、きっとそうだ。借りて読んでみるか。と思ったのだ。
読み出すとどこかで読んだ気がする。どこかで聞いた話だ。メルマガか?ラジオのときめきインタビューに星野さんが出ていたのだったか?ブログで紹介されているのを読んだのか?それにしてもおもしろい本じゃないか。どんどん読み進める。ふと気がついて、コンピュータの中を検索してみた。MacOS X にはSpotlightという優れものの検索機能がついている。エディタの文章はもちろんWordもExcelの書類もPDFの書類もメールの中身も、とにかくテキストであれば書類の中身まで検索してくれるのだ。で、自分のコンピュータを”星野博美”で検索をかけてみて驚いた。2007年の10月のブログに『銭湯の女神』を読んだ感想を一行書いてあるじゃないか。文庫を購入したAmazonからのメールも出てきてた。いやー、驚きました。どこかで読んだ話だって、2年前に全部文春文庫で読んでいるじゃないか。どこかのブログで読んだか?って自分のブログじゃないか。やれやれ。アルツハイマー症候群になる日も近いのじゃないか。そりゃ、表紙も文章もよく覚えているはずだわな。そう思って本棚を探してみたんだけど、文庫本は見つからないのでありました。いやはや。でも星野博美『銭湯の女神』はおもしろいです、と二年ぶりに再度おすすめしておきます。