現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

『有機栽培のイネつくり』読了。


朝はそれほどでもなかったのだが、昼前から雪が降ってきて、今は吹雪です。やれやれ。


午前中に歯医者にいき土曜日にとれてしまった歯の詰め物をもう一度接着してもらう。


小祝政明『有機栽培のイネつくり』読了。僕がやろうとしている緑肥による有機栽培とは違いますけど、参考になることはたくさんありました。無農薬有機肥料栽培のイネつくりの一番問題になるところはやはり除草問題だと思うのです。肥料はまあ有機肥料を施すのですから少々足りなくても多すぎても、無肥料栽培じゃないんですから、まあなんとかなるといえばなんとかなるような気がしますけど、除草剤を一回も使わないとなると、当然、植えた苗以外にもどんどんヒエやらコナギやらオモダカやらイグサやらもどんどん生えてきてもおかしくないわけで、そうなると稲を作っているのか何を作っているのかわからなくなってきてしまう可能性もあるわけです。そうなっても気にしないという農法もありだとは思いますけれど、そうなると当然収量も品質も下がってしまうわけで、これでは生活していけないということになってしまいます。除草技術の確立というのが大きな問題です。去年は手押し式の40年ほど前の二連式除草機を押したけど乗用式の肥料も撒けたり溝切りもできる除草機を考えてもいいし、無線で動かす除草ロボットというのも展示会ではみたことあるんだけど、どうなのかなぁ。考えなければいけないことはたくさんありますね。