現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

明日から完全無農薬有機栽培米の田植え

雨上がりの田んぼ

23日(日)
朝から雨、風強し。
午前中は地域の農事組合の草刈りにでる。Tシャツの上にしっかり上下セパレートのカッパを着込んでいく。昔ながらのビニールのカッパで、古くなってきていて、だんだんゴワゴワしてきている。新しいのが欲しい気もするけど、そんな話を草刈りの時していたら、昔、ゴアテックスのカッパを使っていたけど、摩擦だ泥だとなかなか長持ちはしなかった、という話でした。山登りでは最近ではほとんどみんなゴアの雨具を着ておられるようですけれど、なかなか高価だし、百姓への普及は今一つみたいですね。僕も山登り用のゴアの雨具を田んぼ用に下ろしてもいいんだけど、そうすると山で心配だし、山で田んぼの泥だらけのゴアの雨具を出すというのもちょっと気が引けるような気もするんだなぁ。いや、山にも田んぼにもカッパきて出かけるなんて、年に何回もないんですけどね。いやはや。というか、やれやれ、でしょうか。


午後は辻井農園のHPの方を少し触ったりするが、まだ公開はできていない。うーむ。というか更新もできていないんだけど、菜の花緑肥の完全無農薬有機栽培米が完売したので、何とかすぐにHPの方で告知をしなくてはいけません。うーむ。今日か、明日のうちにしなくてはいけませんな。


夕食前に、宿題ができていない次男が国語の問題がぜんぜんわからない、といってプリントを持ってきた。漢字の部首に関する問題で、なんだかテレビの平成教育委員会のクイズ問題のようなやつで、共通する部首が省かれた漢字が並んでいて、共通する部首をみつけるという問題。「代」「今」「才」「分」という四つの漢字が並んでいる。これに共通する部首をくっつけて、漢字を作りなさいという問題。だいたい、この問題の趣旨というか、意味を理解するのに一分以上かかってしまっている、というような問い方です。次男が「ぜんぜんわからん、これはどういう問題?」と尋ねてくるのもむべなるかな、というところでしょう。
この手の問題が全部で八問ありまして、他の七問はおおむね一問3秒から10秒ほど考えてまあまあすぐ思いついたのですが、この第1問目の「代」「今」「才」「分」は時間がかかりました。で、皆さん、問題の答えわかりましたか?
次男といっしょに問題を考えながら、次男の書き順のデタラメさ、字のバランスのデタラメさにあらためて驚く。まあ、親が親なので仕方ないんですが、教えてやり直してやりながら、我が身の字の書き順、バランスのデタラメさにハラハラしたことでした。ああ、僕も次男といっしょに習字教室にいったほうがいいかも。


iPhoneアプリで「TiltShiftGen」というミニチュアのような写真が撮れるというのをダウンロードしてみた。うーむ。またそれらしい写真ができたらアップします。

24日(月)
雨、風強し。
机の上の整理などをする。
夕方、長女を迎えに行ったついでに久しぶりに本屋さんによる。高村薫レディ・ジョーカー』の上中下(新潮文庫)を買い、『30日できれいな字が書けるペン字練習帳』と『サラリーマンが競馬で稼ぐ一番頭のいい方法』なる本も買う。高村薫はともかく、ペン字と競馬はどうしたことだと自分でも笑ってしまう。しかしなんだな、ちゃんと30日間練習しないといけませんな。

25日(火)
終日、尻踏み。頑張ってやる。


26日(水)
午前中は尻踏み。午後は尻踏みをした田んぼの四隅を馬鍬で直したり、水田経営所得安定対策の加入申請にいったりする。
6月植えの予定だった「コシヒカリ」の苗がずいぶん伸びてきているので、明日から完全無農薬有機栽培米の田植えをすることにする。夕方はその準備。


今日は次女が校外学習で県の施設でお泊まり。昨夜からあれこれ準備をして張り切っていて、今朝も元気よく家を出ていった。学校の友達と初めていっしょの宿泊なので、そりゃ、まあ、うれしいわなぁ。


月末だし農協にいってお金の出し入れをしてきたのだが、待っている間に「家の光」というJAグループの雑誌をぺらぺらと眺めることにしている。5月号の表紙に「おかげさまで創刊85周年」なんて書いてある。創刊85周年!!現在、どれくらいの発行部数になっているのか知らないけれど、僕が小さいときに母がいっとき読んでいたのを覚えている。それにしても85年続く雑誌っていったい。
で、沢木耕太郎の「桃源郷」というエッセイも悪くなかったけれど、「再録―土から生まれた言葉」という85年の紙面から懸命に生きてきた人たちの言葉をよりすぐってある特集があって、ちょっと読んでみたらもうすごく良かった。これは買わなくては、と思って帰ってきたのだが、考えてみれば、もう5月号は本屋さんに売っていないだろう。うーむ。図書館にあったかなぁ。農協でコピーしてくれるかなぁ。


うちの畑でイチゴが取れ出しています。先日から次女が畑に入って、みんなの分をちぎってきてくれているのですが、大きくておいしそうなのは畑でちぎるとその場ですぐ食べてしまっているようです。父と母が作ってくれているうちの畑のものはすべて無農薬ですから、ま、いいんですけれどね。ざっと洗って食後に食べています。酸味が利いてうまい!