現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

作業所の掃除と修学旅行のこと

朝から素晴らしい天気。その分朝方は少し冷え込みましたけれど。


作業所でこの秋にあれこれ使った機械を分解して掃除する。今年はコンプレッサーから強烈なエアーを吹きつけることができるので、なんだかいろんなところへ強烈エアーを吹きつけてゴミ等塵埃を吹き飛ばしている。いままで手の入らなかったところへもブシュー!!とエアーが届くのでおもしろくて仕方がない。ちょっとエアーが強烈すぎて機械の中で籾殻や残っていた籾や米が舞うのでうまく出ないということもあるんですけれどね。
選別機、計量器、米袋のリフト、色彩選別機、籾摺り機などを分解してゴミを飛び散らし、飛び散らしては掃除をして、また飛び散らすということの繰り返し。いやはや。やれやれ。


もうすぐ長女が北海道へ修学旅行へ出かけるのだが、今日はその荷物を先に宿泊先へ送るというので、学校までアッシー君をいたしました。
一回り小さめのトランクのような、ゴロゴロと引いて歩けるやつを修学旅行用に買っていて、修学旅行にこんな鞄でいくの!?と思っていたのだけれど、学校についてみると、みんな同じような鞄をゴロゴロと引きずっていました。まあ、そういうものなのかなぁ、と思った次第。
ちなみに私も修学旅行は北海道でしたが、ボストンバックのような、手でも下げられるし、肩からも提げられるようなズタ袋のようなやつにあれこれ詰めていきました。
長女たちは小松空港から飛行機で北海道入りするそうですが、私の頃は飛行機の使用が県教委で認められておらず、東北新幹線もありませんでしたから、朝一で新幹線に乗って東京へいき、上野から特急で青森に夜遅く着くのがやっとで、初日は青森のビジネスホテルに素泊まりでした。帰りも深夜の青函連絡船で青森まで帰ってきて、特急白鳥で丸一日かかって日本海側を一路敦賀まで。とにかくね、たくさん駅弁をたべた修学旅行でした。いったい誰があんな旅行計画を立てたのだ、と、今なら文句の1つも言いたいところですが、高校生の私にはそれでもたのしい修学旅行でした。要するに修学旅行はどこへいこうが、どういう風にいこうが、関係なく楽しい、ということなんでしょう。
一時、物見遊山の、観光地めぐりの修学旅行より、体験型の修学旅行(登山とかスキーとかモノを作ったり、郷土芸能を学んだり、あ、広島や長崎、知覧なんかの平和学習の修学旅行もありましたし、水俣とか公害をからめた社会学習のものもありました。)が多かったような気がしますが、最近はどうなんでしょうか。
今や誰でもその気になればあちこち、海外にまで、安く旅行できる時代ですから、修学旅行の意味というか意義というか、そういうものも変わってきましたね。
私が中学の時の修学旅行は東京でした。まだもちろんディズニーランドはありません。本郷の旅館に泊まったのですが、先生が「もし親戚とかが、面会に旅館に来られるのであれば、先生に知らせておいて下さい。」とおっしゃったのを覚えていますし、実際に親戚だかが面会にきて小遣いをもらっていた級友も覚えている。うーむ。いささか古い話になってしまいました。