現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

iTunesのデータが!!

やってしまった。
なんでこんなことをしてしまったのか、自分でもわからないが(笑)、USBの外付けHDDに入れておいたiTunesのデータをあっさり消してしまって、なんとまあ、ご丁寧にもゴミ箱の消去までやってしまったではありませんか。やれやれ。
事の起こりはTime Machineである。確定申告に向けて領収書の打込みをしていると、ハードディスクが一杯です、とおっしゃる。放っておいてもTime Machineは古いやつから消去してバックアップを取ってくれるのでいいのだが、気分転換にハードディスクの整理をしようと思ったのだ。それでふとiTunesのフォルダを見つける。中の曲はどれも3年ほど前に入れた古いやつばかりだったので、これもバックアップ用のデータだと思って、あっさりゴミ箱へ。このときiTunesは鳴らしていたのだが、しばらく鳴らしていてもiTunesに変化はない。で、しばらく領収書打込み作業をしてからハードディスクの容量を空けるためにゴミ箱の消去をしてしまった。それでもiTunesは鳴り続けている。


ふとiTunesで、カバーフローでブラウズしてああ、この曲、と思ってクリックしたら、データの場所がわかりません、と言われて、あれ?と思って3秒後に青くなりました。ありゃ、さっき消したデータは、生きていたんだ!!


もう後の祭り。どうしようもない。とりあえずデータ救出を考えて、上書きされてしまわないように、すぐにTime Machineを切ったけれども、5時間くらい動いていたから上書きされてしまったかもしれません。やれやれ。
さっそくネットでデータ救出できるソフトを探す。で「データレスキュー3」の無料お試し版をダウンロードしてスキャンしてみると、.mp3や.m4aのファイル、iTunes Libraryのフォルダなんかを見つけてくれたので、お金を払って登録キーを教えてもらい、復活させる。でもディレクトリーの構造は復活されない。.mp3ファイルは曲名もちゃんと復活しているが、.m4aのファイルは曲名が復活していない。カバーフローのジャケット写真はついているんだけれど、通し番号になっている。ああ、iTunesホームシェアリングとか、楽しみにしていたんだが、この時期のおもわぬ出費も、いささかつらい。


iTunesって、曲とかのデータって、あちこち複数に保存できたんだっけ?やれやれ。どうしてたんだろう。2009年の4月以前に追加したやつはやり直しだなぁ。つらい。


朝起きると、積雪10cm弱。犬の散歩は朝日も射して白銀の世界でした。でもこういうときに限ってカメラがない。
でも10cmの積雪も春の雪。午後にはすっかり消えてしまいました。


今朝のの日本農業新聞のコラムの記事

熊本県阿蘇村の農家が企業と協定して、地下水を増やすために、一年中、田に水を張って稲作をする水田管理を始めた、と4日付本紙社会面に載った。県都熊本市は水道水源の100%を地下水に頼る。ところが、周辺地域では、農家の後継者不足や高齢化で、米の作付けが減り、地下水位が下がる状態が生まれてきたという。水田の耕作放棄で、地下水利用の今後が心配されるようになったらしい。日本の年間降水量は減少傾向だが、数年単位でみれば、年間1500ミリ以上はある。世界平均の2倍にもなる。しかも、何年も連続して小雨期間があったわけではない。そんな潤沢な降水状況の中での地下水位低下は考えさせられる。国土交通省の2010年版「日本の水資源」は「長期的に見れば水需要量は減少する傾向にあるものの、供給面で、近年の無降水期間の長期化、小雨化、小雪化、さらに降水量の変動幅の増大などにより、水供給可能量が低下」と懸念を記している。雨水が一気に海へ流出する急傾斜の日本国土だ。だからしっかり水を溜めおき、徐々に地下に染み込ませていける水田の働きは、ますます大切になってきた。米の生産効率からみれば、面積が小さいかもしれぬ。が、その機能を侮ってほしくない。

このあたりはそこそこたくさん雪の降るところですし、琵琶湖の水を一気に余呉湖に汲み上げて湖北一帯の田んぼに水を供給する仕組みもできていますので、あんまり心配する人も少ないのかもしれませんが、水も土も汚さず、ずっと安心して暮らせるようにしていかないといけませんね。