現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈り終了しました!

茹で上がった枝豆

いささか秋の田んぼ仕事で疲れがたまってきているのだろうか、ビールを飲むと、夜にまともに起きていられない。やれやれ。



24日(土)
3連休の真ん中。素晴らしい天気。気持ちがいい。
今日は午前中、中学の次男と親子活動ということで、中学一年生の子どもと親と一緒に小谷山の歴史散策に参加する。小谷山は大河ドラマ『江』で脚光を浴びているらしいのだが、江の生まれた浅井長政の居城、小谷城があったところです。小谷城は山城で、曲輪と土塁であれこれ仕掛けもしてあり、なかなか難攻不落の趣なのですが、あれこれ家臣たちの裏切り、寝返りで、落ちてしまったようだ、とボランティアガイドの方から丁寧に説明していただく。「裏切ったり、寝返ったりした武将は、その後、信長のもとで出世したのでしょうか?」と質問したら、「ごめんなさい、そこまではちょっとわからないです。」とお返事。難攻不落の小谷城が落城したこと。もちろん、裏切らざるを得ないように信長に仕組まれたのでしょうけれど、誰かが言ってましたね「人生は三つの要素で出来ている。愛と友情と裏切りだ。」そんな言葉が、頭の中をめぐりました。
でもとてもよい天気で、小谷山から青い空も青い琵琶湖も緑の竹生島もとてもクッキリスッキリ見える。田んぼもモザイク模様だが、ほとんど稲刈りは終了している模様。


午後は稲刈りと籾擦り。明日は運動会だし、午前中の分を取り返すべく頑張る。


25日(日)
3連休の最終日。地域の運動会。ビールも飲みつつ一日頑張る。次女も次男も参加して頑張ってくれてうれしい。最後の対抗リレーに次男がアンカーで走って、1位だったのに3人に抜かれてしまうという、親としてはいささか切ないこともあったが、ま、何事も経験だし、ご近所の人と一緒に頑張ってくれたことを喜んでいる。
運動会のあとは懇親会で、仕事は出来ず。


26日(月)
午前中は曇り、午後は晴れ。
籾擦りと稲刈り。小さい田んぼなので、コンバインでくるくる回る。



27日(火)
素晴らしい秋晴れが一日続く。気持ちがいい一日。
午前中は、お米の発送をしつつ籾擦りをして、午後は稲刈り。
ありがとうございます。今日で今年の稲刈りを終了することが出来ました。8月29日から稲刈り開始しましたから、ほぼ一ヶ月。途中、台風12号、15号と台風もやってきましたが、大きな被害はなく(早く植えた「コシヒカリ」は倒伏してしまいましたが)なんとか稲刈りを終了することができてありがたいことです。


先日から大豆が膨らんできて、茹で豆を食べている。枝豆です。作っている大豆は「オオツル」という品種で、枝豆用の品種ではないので、鞘の部分に少し毛があるのですが、塩茹でにしてもらって食べはじめると、とまらない。うまいんだなぁ、これが。
この大豆は無農薬ではなくて、播種時に除草剤をやっています。でもあとは何もかけていませんから、まあ、安心して食べられます。子どもたちも取り合うように食べてとまらないです。


長男からメールが来て、シェークスピアってうちにある?と言う。なんでも『ヴェニスの商人』と『ジュリアス・シーザー』が読みたいのだそうである。うーむ。シェークスピアは高校生の時に福田恒存訳の新潮文庫でけっこうはまったので、本棚のどこかにあるはずだ。
探したら9冊でてきた。『ヴェニスの商人』『ジュリアス・シーザー』ももちろんよかったけれど、『マクベス』と『リア王』も忘れられないなぁ、と書いて、『マクベス』と『リア王』と『オセロー』のストーリーがごちゃごちゃになっているような気がする。『ハムレット』は、高校生の当時の僕には、もひとつよくわかりませんでしたな。以来、読み返してはいないのだけれど。
取り合えず9冊とも長男に送りつけておく。


今年はお彼岸から少し遅れて彼岸花が咲きだしました。