現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

来年から作らせてもらう田んぼに籾殻を撒く

田んぼに籾殻をまく

今日から12月、師走です。慌ただしいというかせわしない月ではありますね。もっとも旧暦では霜月の7日。月齢は5.9です。


今朝は3時過ぎに目が覚めたので、ゴソゴソと枕元の蛍光灯を点けて山本周五郎『小説 日本婦道記』(新潮文庫)を読み出したら、隣に寝ている次男から「電気消してぇ」と寝ぼけた声が聞こえてきたので、仕方なく起きだして机に座って読んだり、あちこちネットを見て回ったりする。
どんより曇った空模様でなかなか明るくなってこないので、早起きしているのに犬の散歩に出るのが遅れる。やれやれ。


今日はうちの神社の新嘗祭。朝から役員さんやら当番方で本殿や拝殿等の準備がなされていました。新嘗祭は午後からですが、僕も朝のうちにお参りしてきました。


来年から作らせてもらえることになった田んぼがあって、見に行くと道端に籾殻がどんと積まれている。たぶん燃やすか田んぼに撒くつもりだったのでしょう。来年は僕が作る田んぼですから、田んぼに撒くことにしました。量はそれほどでもないと思えたので、軽トラで一輪車とスコップを持ってきて田んぼ中に運んで撒くことにしました。ほんとはコンポキャスタで撒いてもよかったのですが、今、作業所は一面、大豆をひろげているので、コンポキャスタを出してくるのが面倒だったんですけれど。
やっぱり手作業というか一輪車作業は時間がかかります。途中で、ああこういう仕事こそ、インターバル撮影のムービーに仕立てるべきだったと思いましたが、後の祭り。ワッセワッセとなん往復したことでしょうか。ずいぶん汗もかきましたが、冷たい風が気持ちよかったです。
籾殻を散らかせたので、今度はトラクタを持ってきて、稲藁やら籾殻を田んぼに鋤き込みました。
来年はこの田んぼも含めてほんの少しですが耕作面積が増えるのでうれしくもあり、ありがたいです。
正面の小谷山をはじめ湖北の山々は紅葉の盛りです。って今年は鮮やかさにかけて、なんとなく茶色いですが。


ソニーのハンディカム「パスポートサイズ!」の8ミリビデオを持っていて(彦根のディスカウント店で買ったのだが、まだ液晶の表示ができなくて、ファインダーをのぞくのですが、ファインダーが白黒なので、たいへん見難いというか被写体を追いかけにくかったのを憶えています。)、少し撮影したけれど、ほとんどまともに使わないうちに古くなって8ミリビデオも売っていないようなことになり、ハンディカムもいつの間にか壊れていたというようなことになってしまっていた。子どもたちの成長記録も普通のスチルカメラの方が慣れていたし、きれいだし、ビデオカメラの編集作業が手間だと思っていたし、もっぱらネガカラーフィルムとデジカメですませてきました。それでiPhone4Sのビデオ撮影機能って、いまだにどうもあまり使えないのだが、早朝、きれいに掃除されたばかりの神社だが、銀杏がしきりに葉を落としていたので、ふと思いついて、ビデオ撮影してみました。うーむ。撮影してみました、というだけですが。
iPhoneでは縦長のビデオが取れるのが面白いけれど、横長で撮って置くべきだったとか、黄色い落ち葉のアップも欲しかったとか、後からあれこれ思うところです。ビデオ撮影もちょっと集中して撮ってみないと、うまくイメージが掴めないかな。田んぼ周りの風景もあれこれ撮り貯めて編集すると面白そうな予感はしていますが。