現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

『グラン・トリノ』と『フレンチ・コネクション』とiTunes U

23日(月) 旧正月
農協で小豆の乾燥具合を調べる。14.9%になっていたので、おおむね終了。


決算処理などで、あれこれ記帳とお金の移動。


湯豆腐をまた午後ちょっとしてみる。長女と次女と僕と三人で。今回は「ゆずぽん」にすりおろしタマネギを少し入れてみる。うーむ。いや、なかなか。有機栽培大豆の豆腐がいいのか、知内産昆布のだしが利いているのか、長女や次女にも好評でした。湯豆腐。簡単で安くてヘルシーでおいしい(笑)。


iTunes UiPadアプリが出たので、入れてみる。iTunes Uは出た頃、少し覗いてみたりしていたのだが、僕の理解できそうなコンテンツが少なかったので、それきりになってしまっていた。今更、スタンフォード大学やイェール大学の講義をそのまま英語で聴講してみようというという辛抱はできませんからね。東大とか京大のコンテンツもあったのですが、どうにも好奇心がくすぐられませんでした。今回は宇宙飛行士の山崎直子さんの「帰地球報告会」というのがありましたので、iPadでダウンロード。ダウンロードすると、「ビデオ」に保存されるのですね。最初、どこにあるのかわかりませんでした。あ、「帰地球報告会」は楽しめましたが、もうちょっと時間をとって話をしていただきたかったかな。
でもiBooks Authorなんかも登場したし、好奇心くすぐられるコンテンツがどんどん出てきて欲しい。僕はやっぱり農業関係の、特に水稲についての専門的な講義や教材がたくさん出てくるとうれしいけど、iBooks Authorがあるんだから、自分で作って公開しなさいということでしょうな。
ほとんどが無料だから大学や高校の先生方も忙しい中、そんなことをしている時間がないのでしょうけれど、好奇心をくすぐられるような教材がたくさん出てくるとうれしいと思います。好きになると、辛さを感じることなく、なんでもできちゃうところがありますからね。ええ、雪まじりの冷たい風の中で、魚釣りしている中学生なんかがいると「うひゃ〜!」と思うけれど、好きなこと、面白いと思えることは、何でもできちゃうんだなぁ、とつくづく思わされます。
ここの最初のビデオを観ていると、勉強の仕方が変わってきたのかなぁ、とも思いますが、勉強でもなんでもそうですが、とにかく好奇心をくすぐられて面白そうだ、っと思えればコンピュータでなくてもなんでも勉強できるんですよね。
で、思いついたことをサッとメモするのは、やっぱり紙と鉛筆が速くて便利だし。好奇心をくすぐる最初は、観ることだけど、コンピュータやiPadの中で観るんじゃなくて、実際にモノを触ってみたり、舐めてみたり、聴いてみたり、ふるえてみたり、汗をかいたりしてみることなんだと思うんですけれど。そういうことが圧倒的に足りないと自分の子どもたちをみていてつくづく思います。


クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』(2009)を観る。とてもいい映画でした。そうなんだ、単純な話でいいんだ。単純な話で。でも、いいものはいい。字幕スーパーで観ていたのですが、映画の最初の方は「米食い虫」だの「ジャップ」だの、差別用語満載ですが。でもアジアの人間のことをコケにしているかというと、結局、そうでもないんだな。
クリント・イーストウッドは小学校の頃テレビでやっていたので、マカロニウエスタンの頃から知っているけど、なんだかずっとかっこいいですね。


続いてウィリアム・フリードキンフレンチ・コネクション』(1971)を観る。噂のカーアクションも40年以上前だから、こっちがひねてしまっているのか、もうひとつピンと来ず。ジーン・ハックマンロイ・シャイダーもなかなかカッコよかったですが。うーむ。ま、もひとつか。


24日(火)
午前中はお米の精米と発送など。
午後は久しぶりにスケッチブックをとりだしてきて、うねうねと線を引き、しゅるしゅると絵の具を塗ったりしてみたが、なかなか思うようには描けません。今回はF4という少し大きめのスケッチブックを買ったんだけど、うーむ。