現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

終日の雨のあとは梅雨の晴れ間。一斉にトンボの羽化


1日(日)
朝から雨。夕方には上がる。


体が疲れているからか、起きた途端に雨降りを確認したからか、日曜日だからか(笑)、午前中は体が動かない。午後も体が動かずに、三時まで昼寝。って、寝てばっかりだけど(笑)。自分でもビックリするくらい寝られる(笑)。午前中も午後も、畳の上で寝過ぎたからか、腰が痛いわ。


三時過ぎから次女とレンタルのDVDを返却に行き、帰りにビールを買ってくる。1日ごろごろ居眠りして、その次はビールかい。と、誰でも突っ込みたくなると思うけど(笑)。ビールなんだなぁ。


それから壊れてしまったプリンターに代わるものを見つけなければいけないのだが、インクジェットプリンタは、どれを見てもまったく食指が動かない。NECの2008年発売のいささか古くなっているかのようなカラーレーザーのMultiWriter 5750C PR-L5750Cが価格ドットコムで異常に満足度が高いのが気にる。最安価格も13800円。たぶんいいプリンターなんだろうな。ま、でも家庭用ととしてはスキャナー機能やレーベル印刷機能のついた複合機が欲しいところ。
壊れたキャノンのMP600はどうしたらいいのだろう。



2日(月)
朝から青空が出る。梅雨の晴れ間。だが、むちゃくちゃ暑い。少し風があってたすかったけど。


昨日の雨で麦の播種はできそうにないので、溝切りに励む。五月の終わりに田植えしたところがちょうど一ヶ月と少しというところで、元気になってきているので、溝切りをして落水、中干しとあいなりました。
中干しもあとは無農薬の田んぼを残すのみとなりました。


今日溝切りをしていたら、ある1枚の田んぼで、溝切り機を田んぼの中に進めて行くと、次々とイネからトンボが飛び立つのです。えーっと二三年前にも同じようなことが合ったのですが、たぶん今日がその田んぼのムギワラトンボの羽化の日だったのだと思います。もう何百、何千という(ホンマかな?)同じ形、同じ色のムギワラトンボ(だと思う。自信はない。だって、羽化したばかりのトンボだし、ムギワラトンボとシオカラトンボの関係って、どうなってるの?誰か教えて!)が、飛び立つのです。イネを見てみると、そこら中にヤゴの抜け殻があるんです。というか抜け殻ばかり。一番上の写真は一株にヤゴの抜け殻が三つ残っていますが、こんな状態がこの田んぼ全体なんです。
昨日は雨だし、たぶん、今朝、羽化してトンボになったんだと思います。いやー、壮観です。って体験してみなくてはわからないとは思うのですが。
トンボに囲まれながら溝切り機を動かしているんですから!こういう1日もあるんですな。


そういや、先日、エンジン付きの除草機で、ニゴロブナを放流した田んぼの除草をしたとき。そのね、機械除草機の前をね、ちょろちょろと泳ぎよるんですわ。ニゴロブナの稚魚が。たぶん1センチちょっとに大きくなったやつですけどね。
よく海を船がいくと、前後左右をイルカが一緒に泳いでくれたりする映像があるけど、まさにそんな感じ。前をねニゴロブナの稚魚が、ちょろちょろ、ちょろちょろと泳いでくれたりしました。ほんとに楽しい。もうニゴロブナの稚魚のいない田んぼでは機械除草機を動かしたくない!という気持ちになりました(笑)。