現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

オイルの交換とMacintoshというリンゴ


終日、曇り空。陽が射さないからか、なんとなく肌寒い。先日、もうTシャツ1枚では寒いな、と長袖の薄い綿のシャツを羽織るようにしたのだが、今日は薄いシャツではまだ寒い感じ。気温は何度だったんだ?


雨上がりで畦畔の土もゆるくなっているだろうからと、午前中はロータリーのミッションフレームやチェーンケースのオイルを交換する。一回目は30時間でオイル交換とマニュアルには書いてあるが、すでに250時間ぐらいは働いてもらっていると思う。オイルは交換したけれど、ミッションフレームから出てきたオイルは思いの外きれいだったんだけどね。チェーンケースのオイルは汚れていました。
で、続いてトラクタのエンジンオイルも交換する。こちらはエンジンをかける度に、一回目は50時間だったか、二回目からは100時間を超えると、エンジンオイルの交換時期です、表示されるのだ。100時間なんて、すぐ乗ってしまうので、すぐ表示されることになるのだが、今回は165時間目でオイル交換となりました。でも機械は大事にすれば、長持ちして気持ちよく動いてくれるので、せめてオイル交換くらいはマメにしないとね。


僕の使っているコンピュータはAppleiMacです。MacというのはMacintoshの略です。(と書いたけど、アップルのホームページを観たけど、もうMacintoshという単語は出てこないんだね。MacOS X になってからはMacintoshでなくて、Macになったのか。)Macintoshというのは、実はリンゴの品種名なんです。Appleのロゴにも一口齧られたリンゴが使われています。ところが、このMacintoshというリンゴを食べたことのある人は、日本ではわりと少ないと思います。食べたことありますか?
初めてアップルマッキントッシュのコンピュータを買った頃、長浜の果物屋さんと京都のデパートで探してみたことがあったんです。取り扱っていません、というのが返事でした。
さっき、ネットで調べたんです、ええ、Macintosh。日本では「旭」という品種名になっているそうです。調べてみてわかったんですが、Macintosh(「旭」)は激レアで入手が極めて困難であるということ。なぜならば、生産量が極めて少ないということでした。で流通量が極めて少ない、ということになります。なんでそうなるかというと、消費者が好むほどの甘味が少ないということもあるようですが、それ以上に日持ちがしない、ということらしいです。早稲のリンゴだそうですが、すぐに熟してしまって、果肉が黒ずんだり、ぼそぼそとしてしまったりするそうです。
ところがね、今日、いただいたんですMacintosh!うちのお米を食べてくださっている方から。最初クロネコのお兄さんが、「冷凍ですから。」と言い添えて送られてきました。送り状には「マッキントッシュ」と書いてありますから、冷凍Mac?と不思議な気分だったのですが、箱を開けてくれた母が「すごくいい匂い!」と叫ぶように言うのです。すぐに飛んでいくと本当にリンゴのいい匂い。小振りの真っ赤なリンゴが並んでいます。もうこれだけで参ってしまったのですが、これは食べずにいられない、とさっそく剥いて食べてみると、果肉の白いこと。しかもジューシー!
とここまで書いているところで、お昼に送っておいたお礼のメールの返事が返ってきました。なんというタイミング。
「ちいさな林檎を手に持ってぱきっと齧っていました。その瞬間のほとばしる果汁と香りがこの林檎のとりえでしょうか。」「ロゴになっているように 齧ると 本当に素敵です。」
齧ってみました。いや、気分はスティーブ・ジョブス(笑)。
次男も丸かじりが気に入ったようで、風呂上がりにも二人でかぶりつきました。皮は薄いのですがちょっと堅くて口の中に残りますが、いい香りがして、青春の口触り(笑)。


この方が私のブログを読んでくださるようになり、お米を買ってくださるようになったきっかけは、Macトラブルシューティングで検索して私のブログが引っかかったからだそうです。僕がMacのどんなことを書き込んだのかはわかりませんが、不思議なご縁です。ま、ご縁というのはそういうものかもしれませんが。