現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

iPhotoのライブラリを分割する


今日もちょっと利用権の設定の書類をもって何件か歩く。


たぶん、どこかメモリの関係だと思うのだが、どうもiMacの起動も時間がかかるし、いろんな処理にも時間がかかるようになってきている気がする。ふと思い出して、ディスクユーティリティーをかけてみる。異常なし。うーむ。


とくにiPhotoの起動とか以前と比べるとずいぶん時間がかかるようになってきている。iPhotoの画像は38,602項目となっています。合計で136.6GB。ずいぶんたくさん撮ったものです。デジカメになって連写するようになったからなぁ。同じような画像がたくさんあるんですが(笑)。これでは起動に時間がかかるのも当り前ということで、iPhotoライブラリの分割をすることにしました。要するに今まではデジカメで写真を撮りだした2000年頃からの38602枚の写真が全部ひとつのまとまりとしていたので、一気に全部見られたのですが、これでは読み込みに時間がかかるので、ちょっと考えて一年ごとに分割することにしました。
iPhoto Library Managerというのがあるんですね。これを使うと今あるiPhotoのタグやイベント、人々や撮影地の情報も生かしたまま、新しくライブラリを作ることができて、新しくちゃんと画像がコピーできます。きちんとコピーができれば、元のライブラリから画像を消していくことによって、ライブラリの分割ができるということになります。


このiPhoto Library Manager、動きをみていると、なんだかAppleScriptで動いているかのような挙動です。懐かしくて笑える。で、便利だけれど、時間がけっこうかかります。それがしかも、38602枚の画像です。コピーしたり、ゴミ箱に移したり、ゴミ箱を空にしたり、これだけでもすごく時間がかかるものですなぁ。まあ、バックグランドでカシャカシャ動いているからいいんだけれど。


バックグランドで処理してくれるとはいえ、あれこれ動かすと、よけいに時間がかかるので、あまり負荷をかけないように、iMacが動いている間、柴田元幸責任編集『monkey business 2010 Summer vol.10 アメリカ号』の内田樹×柴田元幸の対談「最低のアメリカ、最高のアメリカ」を読んだり、穂村弘の短歌を読んだり、村上春樹のインタビューを読んだりする。なんでそんな2010年の夏の号を読んだりするのか、と思われるでしょうが、まあ、古い写真が読み込まれたりしていくのを眺めているうちにそんな気分になったのでした。2010年の夏(6月)。日本の総理大臣は鳩山さんから菅さんにかわったのでした。


そらからこれもずっと以前に買ったままだった中塚翠涛『30日できれいな字が書ける ペン字練習帳』(宝島社)を見つけたので、30日のうちの最初の1日目の練習をしてみた。僕はこれまで字の稽古は六度法でやってきたのですが、これはこれでちょっと楽しいです。ま、ほんとに30日できれいな字が書けるようになるとは思いませんが、ちょっと稽古してみましょう。


2010年までiPhotoライブラリを分割したところで、寄合いの時間になる。


今日は司馬遼太郎さんの命日「菜の花忌」。うちのお米も菜の花を鋤き込んで肥料にして無農薬の有機栽培のお米を作っている。菜の花もいろんな種類が多くて、観賞用や食用に極早稲の品種がでていて、すでに菜の花が満開というところもあるように聞いているが、うちのは、昔ながらのアブラナなので、まだまだ葉っぱが地を這っている状態。四月の入学式の頃に満開になる予定だ。
さて、同じ菜の花が好きなものどうし、縁があると思いたいが、残念ながら司馬さんの書かれたものは、滋賀のことが登場する『街道をゆく』と『風塵抄』ぐらいしか読んでいない。あとは開高健井上靖、それから宮崎駿ともしていたと思うけれども対談をいくつか読んだだけだ。うーむ。今年はなにか長編小説を一冊でも読んでみようか。