現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

つぼみと市役所と『月ノ浦惣庄公事置書』


27日(水)
朝は曇り空だったが、午後から雨も。
朝の犬の散歩の時、一本だけつぼみが膨らんでいた桜を発見。早速iPhoneで撮影。いや、ちょっとiPhoneでこういう被写体のクローズアップの写真はピントが合わせにくかったのですが、掌や手の甲でピント合せをして、AE/AFロック(露出とピントの固定です)をしてから、撮影すれば、比較的簡単だということに気がついたので(もっと早く気がつくべきだったのだが、AE/AFロックがあるはずだと気がつかなかったのだ。いやはや。)、やたらiPhoneを被写体に近づけて撮影しております。AE/AFロックをかけるとき、影でロックしたり、日向でロックしたりすると、ちょっと露出もオーバーにしたりアンダーにしたりという操作もできるようになったりしました。
田んぼ道で、いくつかつぼみを見つけたので(つぼみでないのもありますが)、撮ってみました。


午前中は精米と発送。
午後は散髪。それから事務仕事。分らないことが出来たので、市役所に訊きに行く。


28日(木)
今日も事務仕事を少しして、市役所に持って行く。今日提出できるかと思ったら、またいくつか小さな不備があって、明日提出し直すことになる。やれやれ。
しかしなんだな、Googleマップから簡単に白地図が作れるようなアプリはないのかな。


「ほぼ日の桜前線2013」、東京はもう満開を過ぎたかもという話ですが・・・。やっぱりまだそれほどでもないんですよね。滋賀はまだどこにも印が付いてないし。


岩井三四二『月ノ浦惣庄公事置書』(文春文庫)読了。面白かったです。楽しめました。でもこれミステリ風時代小説などといろんなところに書かれているけれど、あんまりミステリな匂いはしなかったなぁ。エンターテイメントなのは間違いないですが。
琵琶湖の北の葛篭尾崎半島にある集落、菅浦には「菅浦文書」と言われる古文書があるのですが、この文書の「菅浦惣庄合戦注記」をもとにして書かれたフィクションです。大浦との間に境界の争い等が昔からあったそうで、小説では二ヶ所の田んぼをめぐる公事(裁判)が話を進めていっているのですが、今でもGoogleマップの航空写真を眺めてみると、確かに大浦と菅浦との間に2ヶ所、田んぼが開かれているところがありますな。うーむ。