20日(土)
終日、こなし作業。
午後からすこし雨まじり。
21日(日)
朝まで雨。その後晴れてきたが、強風 寒い。
終日、こなし作業。
夜は寄り合い。
22日(月)
プール育苗の苗代の方にも芽が出てきた。でも下張りのポリシートがいつの間にか、って、先日の強風に違いないのだが、偏ってしまっていて、芽の出方に違いが出来てしまったけれど、ま、もう少し伸びて、水を張るようになったら、すぐ追いつくと思います。
それから畦畔ブロックの裏の草をスコップでとる。100m。スコップ作業なので、なかなか長いです。イヤホンが無かったので、ポケットに入れたiPhoneでグールドのピアノや枝雀さんの「つぼ算」を流しながら作業。トラクタや機械を動かしての作業だと、とても聞こえないのだが、こうしてスコップ一本の作業だと、ヒバリが鳴いていたり、カエルが昼間なのに急に5秒ほど鳴きだしたり、風の音だけなので、あ、遠くのトラクタの音も聞こえていたけど、ポケットからの音もちゃんと聞こえるんだなぁ。
こういう時、いつもシャッフルで鳴らしているのだが、グールドのMozart: Piano Sonata #11 In A, K 331 - 1. Andante Graziosoがふいに鳴りだして、思わず、スコップを動かす手を止めて聞き入ってしまった。グールドのモーツァルトのピアノソナタのCDを買ったのは、もう30年も昔のことのように思うのだが、最初聴いた時は、とくに出だしなんか小学生か中学生が弾いているのかと思ったものだけれど、それがだんだん曲が進んでいくに従って、とてもとてもこれは小学生や中学生では弾けないことがわかってくるんです。ええ、30年前のグールドのことも、モーツァルトのことも、ピアノソナタのことも、よく知らなかった時に、って今でもよくわからないのですが、感じました。
今、このMozart: Piano Sonata #11 In A, K 331 - 1. Andante GraziosoをYouTubeで検索してみたら、本当の素人の演奏もいくつか出てきましたが、グルダの演奏がトップに表示されまして、108,943回再生されていますけれども、この演奏を聴くと、奏者が誰か分らなくても、出だしからもうこれは安定していて手練れの演奏だとすぐにわかります。あ、エッシェンバッハの演奏だと、もっと手練れの演奏というか、教科書的かもという印象です。って、ピアノソナタの教科書なんてあるわけないのだが。
でもグールドだと違うんだなぁ。自由な感じ、だいたい鼻歌うたってるし。スコップの手も止まろうというものですわな。そうはお思いになりませんか。
しかしなんだな、僕がモーツァルトのピアノソナタについて、こんなに書いてしまうなんて妙なことになってしまったな(笑)。かくして世はなべて太平であります。
今朝の犬の散歩は代かきの終わった田んぼの脇の道を歩いたのだが、ちょうど朝日が当たって田んぼの水面(泥水ですが)にレノン号と僕の影が映っていました。去年も同じような動画をアップしたのですが、ま、これはこれで。