現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

完全無農薬有機栽培米コシヒカリの田植えと運動会など

1日(土)
今日から6月。うーむ。時の流れは速いです。ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。いやはや。
午前中は農事組合の草刈り。ポンプ小屋の周辺の草刈りということなのだが、周辺の草刈りが終わった後、今回はポンプ小屋の下の土が陥没していたので、道路の法面の草刈り組と陥没に土を埋める組に別れて作業。水をポンプアップする時、いきなり最初からドバッと水を出すと周囲の土も一緒に汲み出してしまう事になって、どうも陥没が起きているのではないか、ということなのだが、・・・。さて。


午後は田植え。完全無農薬有機栽培の田んぼを2枚とトンネル苗代を作っていたところ。無農薬の田んぼのコシヒカリ。もうこれからは、農薬はもちろん肥料もやらないので、水管理とたぶんチェーン除草なんかをするだけ。太陽と水と土の力で、元気に大きく、ぐんぐん育って、おいしいお米になってくれい。


これで、あとはプール苗代をしていた田んぼ一枚を残すのみとなりました。
僕が田植え機を洗っていると、父がプール苗代の田んぼに水を入れて、カチンカチンになっている土を少し柔らかくして、こなしていてくれました。


夕方から、明日の運動会の時の飲み物やその後の懇親会の準備で買い物に出る。

2日(日)
地域の運動会。毎年、9月にしていたのだが、9月は何かと行事が重なって(いっとき、僕は五つの運動会に参加していた時がありました。幼稚園の運動会。小学校の運動会。中学校の運動会。地域の運動会。職場の運動会。とにかく毎週運動会だったのです。)慌ただしいということで、今年から地域の運動会はこの初夏の時期に移されました。
ま、いいのですが、まだ田植えの終わっていない百姓としては、これはこれでバタバタします。
地域の運動会は、組対抗という事になっているのですが、今年は私は組長ですから、朝の準備から、出場選手の調整、弁当や飲み物の手配、後始末、懇親会の手配、と何かと慌ただしい感じなのですが、ま、みなさんにご協力をねがってなんとか乗り切ることができました。
組対抗の結果ですか?11組の対抗なんですが、うちの組はケツ3ということで、ブービー賞を逃すという残念な結果となりました。無念であります。でも終わってからの懇親会は、なんだか知らないうちに盛り上がってしまったのか、延々4時間以上に渡り、いささかあんたら長すぎるんじゃないのと翌朝、お小言を頂戴することになりました。いやはや。


3日(月)
晴れて、暑い。


昨日の運動会でお借りしたクーラーボックスを洗って干したり、懇親会の時のオードブルの器の後始末をする。


朝の田回りであちこち田んぼに水を入れ、その後、一昨日、父がこなしてくれたプール苗代のあとの田んぼを尻踏みする。
で、これで今季の尻踏みはすべて終了したので、ドライブハローやらロータリーやら、トラクタそのものをリョウビの高圧洗浄機で洗う。
洗って乾かし、可動部分をグリスアップする。


で田回りで、あちこち水を止めて回る。


「原産地呼称管理制度」って、何?ちょっと調べてみなくては。


2日の日本農業新聞のコラムに「TPP世論調査だと、新聞テレビは賛成派が多く、インターネット系は反対派が上回る。なぜか。本紙の検証記事によると「情報量の差」だという。裏返せば、情報を隠し楽観論を流す政府と、その危険性を過小評価してきたマスコミが、世論を誘導してないか。」とありましたが、なんだかなぁ。