現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田植えすべて終了!


4日(火) 晴れて暑い。
午前中は精米やら発送。それから運動会やその後の懇親会の会計をして、お金の出し入れをしたり、支払に行ったりする。なんとか会計処理もすべて終了。


午後は最後の一枚の田植えをする。プール苗代をしていた田んぼです。いままで苗代で苗があった場所ですから、他の田んぼの田植えが終わってから、苗代をしまって、水を入れ、土を砕いて、こなして尻踏みという代掻きをして、田植えができる状態にします。代掻きが終わっても、土が少し落ち着いて締まってこないと、田植えできませんから(土がとろとろだと、苗を植えても苗が倒れてしまいますから)、一日、二日は時間をおいて田植えとなります。これが「苗代終い」というやつです。


田んぼ一枚だけですから、すぐに田植え終了。で田植え機をきれいに高圧洗浄機で洗いました。

5日(水) 旧暦では4月27日 芒種
今日も田回りをしてあちこち水を入れる。
水を入れている間に、お米の精米やらなにやら。
午後も田回り。田植え機の後始末をして、車庫へ。




あれ?あんまり仕事してない?ってことはなくて、ちょっとBiND6.5を触っていたら、こんなことになってしまいました。
明日は草刈りやらなにやら、頑張るぜ。


今朝の日本農業新聞のコラムに国際基督教大学の稲正樹教授(憲法学)の文章が載せられていた。以下その要約。


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今、最も懸念するのは自民党が示した日本国憲法の改正草案と、現憲法では前文に記された平和憲法の意味がまったく変わってしまう点だ。現行では「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」とある。 だが改正草案にそうしたくだりはなく「平和主義のもと、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する」という表現となった。
背後には、 TPP問題があると思う。現憲法は全世界の人たちが平和に生存する権利があると定めているが、改正草案はそうした権利を保障していない。平和を作るという名目で、どこかの国を痛めつけることをも意味する。弱肉強食の構図で、この国の形を変えてしまうだろう。
TPP参加によって日本は米国の属国になりかねない危機をはらんでいる。米国の基準が日本の経済や食、労働、暮らしなどに持ち込まれ、国家主権の壁は低くなり、それを支える国民の主権も脅かされる。これでいいのか。 TPPは国民全てを巻き込む問題だ、という世論をどう換気するかが問われている。

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うーむ。