現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

愛の物語とキリマンジャロ


午前中に昨日の続きでコンバインの掃除。高圧洗浄機でクローラーまわりの泥を落とす。
それから精米。
午後はリフトを車庫にしまうために、あれこれまた車庫の中で移動。ああ、もうすこし何か農機を入れる場所が必要だ。雨風があたらない程度でいいので、単管で作ってみるか。畑を少し潰さねばならないが・・・。今月の現代農業に単管と塩ビパイプの特集が載っていたが、ちとあれこれ調べてみないといけないが。
台風とか、風で飛んでいってしまわないようにするには、どうしたらいいのかな?


夜、野暮用の待ち時間に喫茶店にはいる。
今日は村上春樹編訳の『恋しくて』といっしょに老眼鏡もポケットに入れていったので、すんなり読める。しかし、なんだな、まだ家族以外の人前で老眼鏡をかけたことはなかったのだが、ま、喫茶店で知らない人ばかりですから、あんまり抵抗なく、ポケットからとりだしてかけてみました。百均の老眼鏡ですので、ちょっとチャチイのですが、よく見えます(笑)。


で、読んだのはローレン・グロフ「L・デパードとアリエット 愛の物語」。短編ですが、引込まれるように読みました。だいたい“愛の物語”なんてタイトルのお話は、たぶん自分では選んで読まないとは思いますが、プールもの、水泳ものには、いささか弱いかも。


茶店では普通、コーヒーを頼むが、今日はふと思い出してキリマンジャロを頼んでみた。学生の頃、よくいっていたジャズ喫茶のコーヒーがキリマンだったのだ。ちょっと酸味の強いコーヒー。
オーダーしたら5秒後には、カウンターの奥からモーターでコーヒー豆を挽くジャーッという音が3秒ほどして、ポコポコとサイフォンで淹れられたキリマンジャロが出てきた。ええ、酸味の強いコーヒーでしたが、とてもおいしかったです。苦味、酸味、渋味。大人の味ですな。


さて、風が強い台風だと噂の台風24号が接近中で、明日のお昼前にこのあたりに最接近となるようです。と書いて、今、ふと思い出したが、作業所の、乾燥機の風を外に出す窓をまだ閉めていない。もう夜中だし、真っ暗だし、パジャマだし、・・・明日の朝、起きたらすぐ閉めに行こう。