現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

知らず、生まれ、死ぬる人、いずかたより来たりて、いずかたへか去る


4日(土)
今朝は夢をみた。
どういうわけか、郵便局で旧札を新札に交換してもらっているのだ。驚くなかれ、交換してもらっている金額は八億円だ!局員さんも、いささか緊張の面持ち。僕はその新札の八億円を郵便局でも農協でもなく、近所の地方銀行の口座に入れようとしているのだが、自分で運ぶのはいささか用心が悪いので、その銀行に取りに来てくれ、と電話をして、あんたのところに8億円預金しておくと、どれくらい税金でもっていかれるのだ、というようなことを聞いたりしている。夢の中でも税金のことは気になるみたいですな。
初夢ではないのだが、正夢になることを、心から切に願う。


例の山田風太郎『人間臨終図巻 1』読了。ああ、やっぱり、これはすごい本ですな。読んでいくと酔いますな。さまざまな人の死。いい人も悪い人も、立派な人もわがままな人も三面をにぎやかした人も・・・英雄も豪傑も、必ず・・・。




5日(日) 小寒 なんだかよい天気青空

『人間臨終図巻』 は、2巻目に突入。54歳まできました。
しかし、なんだなぁ、作家というか小説家や詩人がわりと昔、原因理由はさまざまですが、若くして死んでしまう、というのがたくさんあって、一葉や啄木や中也、芥川や太宰なんていうのが、あれなんですが、他に政治絡み、権力絡みの人も早いですね。ま、最近の政治家の先生方はそうでもないみたいですが。
でも漱石バルザックシェークスピア向田邦子も西郷も信玄も、今の自分より早く亡くなっているし。長生きした人も、大きな仕事は50歳までにしている事が多いんですよね。
ま、当たり前ですけど、どうしようもありませんな、自分自身の頼りなさは・・・。偉人と比べてもなぁ。でもまあ、これからです。ということにしておきましょう。
ああああ、せめて八億円あったらなぁ(笑)。


さっき外に出たら、月齢3.7の冬の三日月が、くっきり鮮やかに輝いていて、湖西の山に沈んでいくところでした。


あ、今、思い出しましたが、うちの冷凍庫にも「アクリフーズ群馬工場」の製品があったんです。しかもすでに半分食べてしまっているのですが、・・・。いまのところ異常はありません。
混入していた濃度からし残留農薬ではなくて、誰かがどこかの段階で入れたんだと思いますが、食べ物を扱うところは、というか商売は、というか世の中は、信用や信頼が大切なので、本当にこういうことはやめてもらいたいな。