現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

二回目の『奇跡のリンゴ』と深坂地蔵

1日(土)
三月である。ちょっと気分的にせわしなく感じられます(笑)。

奇跡のリンゴ』をDVDで観ていたら、最後の15分あたりで、急にうまくデータが読み込めなくなって、再生できなくなってしまった。うーむ。ディスクに傷がついているか?
しかし、もうあと15分である。やっとリンゴの花が咲いたところである。もう泣けて泣けてしかたがないところなのである。もちろん観るのは二回目だから、最後の結末も知っているのだが、・・・。
ふと思いついて、iTunesでレンタルしてみることにした。500円。初めてのiTunesレンタルだが、すんなり再生できた。いやはや。泣けますな。
泣けるのはこの映画が無農薬栽培の農業の映画ではなくて、家族の映画であるからだ。要するに農業は家族経営であり、農村にとっては農業は暮らしそのものであるから、農業がテーマの映画が、同時に家族がテーマの映画、地域の結びつきの映画にもなってしまうということなんですね。

夕方から雨。

2日(日)
雨上がりの朝。


午前中に福井との県境にある深坂地蔵さんにお参りにいく。別名は塩かけ地蔵さん。この山中深くに建てられたお堂の中のお地蔵さんには、ちょっと縁があって何度かお参りしているのだが、今まではすぐ近くまで林道が通っているのを知っていても、歩いて登っていた。この参道もなかなか気持ちの良い道だが、今回は午後すぐに用事があるので、あまりゆっくりもしていられないということで、林道を車で上がることにした。雪解けしてまもない林道である。数ヶ所、まだ雪も残っている林道である。予想以上に荒れた道になっていて、これなら奥さんのジムニーで来るんだったと後悔したが、雨水が流れて林道に出来た深い溝や水溜まりを右に左にとよけながら、ま、ゆっくり登っていく。普通車のワゴンとはいえ、いちおう四輪駆動の車なのでなんとかスタックもせずに登り降りできました。
でもこういう林道は、初めてだと不安になるな。ガードレールもないし未舗装だし。高級車だとあちこち傷がいきそうなのも気になるだろうし。昔、山登りにハマっていた頃に、あちこちひどい林道を軽トラなんかで上り下りした経験が、なんとなく家族を乗せてハンドル操作する心を落ち着かせたりしているんだと思う。奥さんは「今度来るときは、やっぱり下から歩いてこよう」とおっしゃってましたが。


レノン号は、わりと上手に投げたビスケットをキャッチします(笑)。