現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雪が降りました

5日(金)
朝起きたら、すでに黒い雲が流れてきているが、雨は上がっているので、犬の散歩に出る。伊吹山は雲で観なかったが、比良山も、福井県境の山も、岐阜県境の山々も、上の方が真っ白になっている。
うちの奥さんの車は新車なので、サービスで冬用タイヤに交換してもらってきたらしいが、その他のうちの車はまだノーマルタイヤなので、これは、急いで冬用に交換しなければいけませんな。


大豆の水分を測定したり、お米の発送用に熨斗紙を買ったり、祝儀袋を準備したり。何の祝儀袋かって?それはまだ言えません(笑)。
六代目の松鶴の落語をいくつか聴いたり。


田中康夫『33年後のなんとなく、クリスタル』が、気になっているが、同年代のおのおの方、誰かお読みになりますか?


菅原文太氏が先日亡くなられた。何年か前のブログにも書いたが、映画『仁義なき戦い』シリーズを全部レンタルで観ました。映画は面白かったけれども、役者としては、余韻がないように感じられた、僕には。
ところが、その頃だったか、ちょっと前だったか、菅原文太氏が有機農業を始めたという話を聞いたりする。僕も有機農業を始めて二、三年、というところだったのだが、なんだかなぁ、と思ったのを覚えている。どこか役者のパフォーマンスというような感じがしたのだ。でもその後も農業のこと、原発のこと、戦争のこと、いくつもいろんなところで、ぽつぽつと菅原文太氏の発言が聞こえるようになってきて、そのどれもに共感できるような気がしていて、自分の最初の思いが偏見だったのだなぁ、と思ったことでした。


夕方、ちょっと早かったのだがけれど、まだ少し明るいうちにビールを飲み始める。


6日(土)
朝、目が覚めた時には、降っていなかったのだが、犬の散歩に出ようとする頃には、チラチラと降り始めました。その後は、ちょっと激しくなったり小康状態になったりですが、お昼過ぎまでは、けっこう降りました。10cmちょっとくらい。
結局、自分の車は冬用タイヤへの交換が間に合いませんでした。うーむ。いやはや。


午前中は精米など。
午後は、組合の水利費の計算や雪かきをする。


水利費の計算はFileMakerで計算させていると、先日も書きましたが、あれこれ、今年もまた少々の手直し。地権者が変わったり、耕作者が替わったり、水稲を作付けしたのか、それとも転作で麦や大豆を作付けしたのか、田んぼが転用されて宅地になってしまったとか、もとになるデータが変わるので、ややこしいところです。お金のことなので、間違いもないようにしなくてはいけませんし。
でも、なんとか、今年の分もうまくまとめられそうです。