現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

溝切りと畦畔の草刈りと除草など


25日(水)
晴れる。雨は降らず。午後は風も出て気持ちいい。昨日今日とあちこちに入道雲が出ている。


午前中はお米の精米と発送など。お昼前から田んぼの溝切り。昼食を食べてからでてもよかったのだが、食べずにでたので、さすがに14時を過ぎると、空腹でなにかと判断力が鈍りだすので、そういうことが自分でわかるんです(笑)、たぶん集中力の問題なんだろうな、で、遅い昼食。
昼食後、ゴロリとしていたら、水曜日で部活動のない次女が帰ってきて、「お父さん、どうしたん?こんな時間にゴロゴロして。」と言われてしまって、「いや、さっき帰ってきて、今、お昼食べたんよ。」と言い訳がましくつぶやいたのだが、こういうのは、教育上よくないかも、とそそくさとまた田んぼにでて溝切りを開始。日が長いので、それでも仕事がはかどって、日没とともに終了。
ビールがうまい(笑)。


26日(木)
午前中はチェーン除草。「秋の詩」は今日を最後にして、溝切りをして、少し干してみようと思っています。「コシヒカリ」と「みどり豊」は、もう一度チェーン除草をかけるつもり。


今日の日本農業新聞に除草ロボットの記事が出ていた。秋田県立大学の研究だそうですが、ネットでも同じような実験や取り組みをしておられる方もいらっしゃいますね。早く実用化されるとうれしいです。お値段はいくらくらいになるのかな?除草、抑草の効果はどんな感じでしょうか?重さはどれぐらいになりそうですか?燃料を一杯にして、どれくらい連続運転できますか?聞いてみたいことはたくさんありますね。

午後は畦畔の草刈り。草刈りをしているとき、泥もあまりついていなくて、けっこうきれいなヤゴの抜け殻を発見した。いや、抜け殻はしょっちゅうあるんですが、泥付きのが多いんですよね。これはわりと大きめの抜け殻のような気がする。口はすでにトンボそのままですな。しかしなんだな、割れた背中から出ている白い毛はなんだ?

それから毎年、この時期に見るんですが、真っ赤なトンボを昨日も今日も見つける。赤トンボ。本当に真っ赤な胴体。あれはアキアカネなのか?アキアカネは秋になると赤くなるんでしたよね?たしか。あれはちょっと違うような気がする。それから小さなイトトンボも、たくさん。小さなといっても4、5cmくらいか。もう少し暑くなってくると、ハグロトンボが飛びはじめますな。
そう言えば、今年はホタルを観にいっていなかったが、もうシーズンも終わりでしょうな。


27日(金)
午前中は畦畔の草刈り。これで畦畔の草刈りも2巡目が終了。といっても一通り終わると、最初のところの畦畔からは草が伸びてきているんだけど。
午後はエンジン付きの中耕除草機ですでにチェーン除草では手に負えないくらいに雑草が伸びてきているところを動かしてみる。コナギ、ヒエ、オモダカなど。元気なことであります。でも今日はゆっくり機械を動かしたので、わりと効果があったかも。



お昼に市役所から、まだ書類の提出がないが、・・・と電話がかかってきて慌てる。探したらありました。いやはや。今日が金曜日、提出の締切が月曜日だと。書類はすぐにあれこれ調べて書けましたが。うーむ。

小林朋道『先生、ワラジムシが取っ組みあいのケンかをしています!』(築地書館)、読了。
最初の頃の、文体の新鮮さもなくなっているし、動物たちをめぐるエピソードも小粒になった感があるのだが、楽しめました。そうか鳥取環境大学はツタの絡まる校舎だったのか。