現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

『ボルサリーノ』と『マレフィセント』とレノンのシャンプーと“Go A


29日(火)
そういえば、昨夜、TSUTAYAから送られてきた、ジャック・ドレー監督『ボルサリーノ』(1970) を観る。
1930年代のマルセイユジャン=ポール・ベルモンドアラン・ドロンの2人のチンピラが、頭のよさと度胸と運で、街の大物ギャングへとのし上がっていく映画。しかしアラン・ドロンはスーツがよく似合うねぇ。ダーバンでなくても。しかしなんだな、僕も一年にスーツを着るのは一回か二回になってしまいましたな。ありがたいけど。だから着ようと思うとサイズが気になってしまったりするのでありました。ま、その日、ちょっと我慢すれば、また一年後まで気にしなくてもすむのだが・・・。
で、『ボルサリーノ』。昔、観て、良かったので、近くのレンタル屋さんに無かったので、TSUTAYAからレンタルするという手間をかけたのだが、うーむ。一部憶えていたシーンもあったが、ほとんど忘れていて、初めて観た感じに近い。
これはこれで面白かったし、楽しめたのだが、ひょっとすると中学生ぐらいで印象に残っていたのは、『ボルサリーノ2』の方だったのかもしれない。うーむ。
ジャン=ポール・ベルモンドはしかし、目といい鼻といい、ギャングになっても、どこかひょうきんそうな気配が漂いますな。


朝、田回りをして、午前中は畦畔の草刈り。


午後は次女に映画につれて行けと言われて、部活が休みの次男と奥さんと四人で、敦賀まで映画を観にいく。
僕としては、ジブリ米林宏昌監督『思い出のマーニー』を推したが、宮崎駿が引退宣言したので、ジブリ熱が冷めてしまったのか、次女がディズニーにするというのだ。


2014年のディズニー映画といえば『アナと雪の女王』がなんといっても大ヒットだそうだが、ロバート・ストロンバーグ監督『マレフィセント』を観ることに。そんな映画、知らんがな、と思ったが、なかなか楽しめました。主演のアンジェリーナ・ジョリーの目と唇が印象的。ラストシーンというか最後の顛末が、もう一つ納得がいかないが、ま、ディズニー映画に納得がいかないと文句を言っても仕方がないので、黙っておく。
あ、それからハリーポッターシリーズにも出ているイメルダ・スタウントン。いいねぇ。味がある役者さんですなぁ。


帰りに本屋と回るすし屋に寄る。本屋さんでは『Mac People 8月号』『iPhone5S 便利過ぎる255のテクニック』『POPEYE 8月号』の三冊の雑誌を買う。いまさら何故MaciPhoneなのか、自分でもよくわからないが、昔と違って、もうその変化にぜんぜん着いていけていないし、まともなマニュアルというか、取扱説明書も読んでいないのである。
『POPEYE』は懐かしいタイトルの雑誌だ。ロゴもそのまま使われている。Magazine for City Boysとタイトルの下に小さく書いてあるし、もうすでに僕の読むべき雑誌でないのはわかっているのだが、8月号の特集のタイトルが“Go Adventure!”だったので、なんとなく買ってしまった。世の中は夏休みですな。若者は冒険をしに外に出なければなりません。そしてもちろん中年になったオジジたちも冒険心を忘れてはなりませんな。「いざ、Go Adventure!」などと、書いてはみたが、百姓おやじは、どこへ行けばいいのか(笑)。自分で考えなはれや。


30日(水)
暑い。朝飯前と、午前中と午後も少し畦畔の草刈り。頑張ったおかげで、三回目の畦畔の草刈りも一通り終わる。いや、もう最初の頃のが生えてきているのだが・・・。


お昼に部活動から帰ってきた次女がレノン号にシャンプーをしてやるという。レノン号が動き回らないように、抑えておいてほしい、という。そういえばレノン号のシャンプーは長女がやっていたが、次女がしてくれるようになったようです。
もっともレノン号がシャンプーするのは、お風呂場ではなく、家の裏の川ですけどね。


夕方から営農組合の会議。それから夜はその懇親会。


31日(木)
暑い。今日は草刈りも一段落ついたので、ちょっとゆっくりして、あれこれたまっていた用事をすませる。あとはとりあえず田回り。自動車税の督促状が来ていて慌てる。今日が締切で入金しなくてはいけない農業関係の書類が5分の捜索で見つからなくて、いささか慌てる。その後すぐに見つかりましたが、・・・。いやはや。


今日で7月も終わる。光陰、矢の如し。光陰に関守なし。歳月、人を待たず。昨日は嫁、今日は姑。Time flies! 陶淵明なら、盛年重ねて来らず。ですな。