現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

作業所の準備も完了とあれこれ


28日(木)
作業のなかで集塵機を動かしたり、ダクトをつないで換気扇を回してみたり、乾燥機に火を入れてみたり。おおむね、準備は完了か。


29日(金)
午前中、一つ忘れていたことがあって、作業所の中であれこれ。
で、田んぼへ稲の穂を観にいく。もう良かろうと、午後から稲刈りを試運転で始めることにしたのだが・・・。コンバインを田んぼまで運んであれこれ注油していたら、隅を刈りはじめてくれた父が、まだちょっと青いで惜しいなぁ、などと言うので、稲刈りは延期(笑)。稲刈りはこれから一ヵ月ほどかかる仕事なので、あれこれ早稲や晩稲や、品種も変え、田植え時期もずらして刈り取り適期に刈れるように工夫するのだが、どうしても後半は刈り遅れ気味になってくるので、少し早めに稲刈りを開始しなくてはいけないのだが・・・。もちろん少しまだ青いのはわかっていて始めようと思ったのだが。意見の合わんこともありますわな。


で、午後は気分もずいぶん下がって、田んぼの畦畔の草刈りに出る。
無農薬有機栽培の「秋の詩」の田んぼの畦畔も刈ったのですが、チェーン除草で苗を踏んでしまったところは、ここぞとばかりに雑草が生えてきていましたので、刈払機で稲を刈らないように注意しながら、田んぼの中にはいってすこし雑草を刈った。

そういえば、このところ同じ町内はけっこうな新築ラッシュ。昔風の田の字の建築ではないのだが、風が通るように工夫されていたり、ウールで包まれたりしたり、とあれこれ新機軸があるのですね。そのなかで、一軒、屋上庭園のついた木造建築の家が建てられています。最初、三階建ての家なのかとおもったら、屋上庭園つきとは。一mほどの囲いが屋上にしてあるので、どんな庭園になるのか、見えそうにないのだが、なるほどなぁ。そういうものは、都会のものだと思っていたけれども、田舎でもそういうことになってくるのですねぇ。

そうそう、一昨日だったか、テレビを点けたら、原田マハさんが美術の解説をしていた。「林修先生の今でしょ!」という?番組だった。
動く原田マハさんは初めて観ました。うーむ。思いのほか、早口なんですね。僕も好きなピカソのことを思う存分に褒めておられて、何だかうれしかったです。(開高健は「ピカソはほんまに天才か」という文章を書いていて、面白かったのだが、やっぱり理解されにくい画家なのだろう、と思っていたので。)なかなか笑顔もステキでしたな。


コンビニのビールの棚にも秋の気配が。