朝から雨。
午後は強風になる。朝のうちは気温も高かったが、風が吹いて、気温もぐんぐん下がってきている模様。
午後は地域のお宮さん、氏神さんの新嘗祭で、組合長として参拝し、うちの田んぼでできた稲穂も奉納し、榊もあげて、収穫のお礼を申し上げてくる。その後は直会。
新米で作ったという濁り酒をいただいたりして、いささか酔う。
朝、蒲団の中で葉室麟『川あかり』(双葉文庫)読了。大いに楽しめました。これまで読んだ葉室麟の小説は面白くて充分楽しめているのですが、今回はユーモアが存分にふりかけてあって、笑いつつ泣けます。
山本周五郎や藤沢周平の小説でもそうですが、本当のところ、江戸時代の武士がどれくらいの矜恃をもって、日常的に刀を腰に差していたのでしょうね。左の腰に二本差すとそれはそれで、結構な重さでもあったでしょう、鉄の棒だし。
何のために刀を持ち歩いているのか、そういうことは、子供のうちに徹底的に教え込むのかな。
さて、師走。侍社会、武士の世の中は、終わりましたが、21世紀の百姓も、やっぱりまずは土作りなんだなぁ、と、昔と相も変わらぬことを考えたりしています。それでいいのかどうかはわかりませんが。