現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

新嘗祭とルーキーズとホットロードと

tsujii_hiroaki2015-12-03

1日(火)
朝はちょっと霧。
今日から12月。師走ですな。旧暦では神無月の二十日。
地域の氏神様の新嘗祭で、農事組合の組合長として、お礼申してきました。
組合の組合長としてだけではなく、辻井農園としても、この27年産は、長浜市の「おいしいお米コンテスト」で「優秀賞」をいただいたり、「第17回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」で特別優秀賞をいただいたり、何かと褒めていただけるようなお米をつくらせてもらったので、しっかりお礼申さねばなりませんな。その後は直会


平川雄一朗監督『ROOKIES−卒業−』(2009)を観る。うーむ。ちょっとクサ過ぎ。佐藤隆太市原隼人などなど、カッコいいお兄ちゃんたちの俳優陣の演技力が、というか、仕方がないことだが、野球のプレーがもう一つで、興がそがれる。まあ、しょうがないよね。バッティングフォームは、そこそこなのだが、投球フォームはぜんぜんダメ(笑)。昔からキャッチボールを観れば、だいたい選手の雰囲気がわかる、と言われてはいるけれど、本物の野球選手と肘の使い方がぜんぜん違うんだなぁ。まあ、でもこれはしょうがないし、出来るだけそういう肘の使い方が写らないように編集されていたので、監督にも、そういうのがわかったんだろうな。だが、まあ、たまにはこういうのも悪くない。次女がレンタルしてきたのだが、次女には不評でした(笑)。


同時にレンタルしてきたらしい『ホットロード』は次女には大好評でした。「なんかな、バイクのブンブンの映画なんやけど、めっちゃ良かった。」とのことでした。僕はまだ観ていないけど、観ます。しかし、暴走族の映画のことを、今どきは「ブンブンの映画」と言うのだと勉強になりました(笑)。



2日(水)
朝から精米など。


今朝は、うっすらと霜が降りた。


今、NHKのラジオを聴いていたら、中京大学の先生が、日本の奨学金制度の問題点を、たくさん指摘されていた。奨学金制度を利用している学生は約半数いること。無利子の奨学金制度を受けられる学生がとても少なくなっていて、有利子の奨学金制度がほとんどであること。学生ローンと変わらないものになってきていること、高校三年生の予約奨学生に、大学卒業後の就職先、年収、返済の生活がイメージできないこと。大学生になって奨学金をもらって勉強しても、就職した時点で利子を含めて何百万円もの借金を背負ってのスタートになっていることもあること。返還が難しいので、本人ではなく、親や、祖父母などが返還しているケースもあることなど。
要するに今の奨学金制度が破綻するのは、時間の問題だ、というか、すでに破綻している、ということでした。
僕は大学生の時、4年間、無利子の奨学金をもらっていて、おおいに助かった。就職した四月に返還猶予の書類を書いているとき、事務のおばちゃんが、「奨学金って、四年間借りると、思いのほかぎょうさんになってるやろ。がんばらんならんな。」といってくれたのをよく覚えている。
だから、これから奨学金の制度が破綻しそうだ、ということが残念でならないのだが、というか、僕が払っている税金は、少なくとも教育費には十二分に使ってほしいというか、教育費が足らないような政治の仕組みに腹を立てているのだ。文部科学省が国立大の授業料を2031年度に93万円に値上げする試算を明らかにしたようだし、文科系の学部は減らせ、という議論もあったが・・・。
子供たち、若者たちの教育にお金を使わない国は亡ぶでしょうな。以下、たくさん書いたけれども、省略。


三木孝浩監督『ホットロード』(2014)を夜に観る。ああ、なるほど、能年玲奈はなかなかの芸達者な感じだし、登坂広臣くんもカッコいいし、どこかで見たぞ、ってきいたら、EXILEやで、ということでした。しかしなんだな、どうもあれこれいろいろ中途半端な気がするなぁ。抗争の決着はどうなったのか、リーダーが集合時間に遅れたのに、その後問題にならなかったのか、などなど。ま、いいんだけど。


3日(木)
朝から雨。あたたかい。お昼前に雨が止んだら、風が急に強くなって、気温が下がる。寒いぜ。
にもかかわらず、午後は用水の分水工の点検などにでる。