現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

朔旦冬至と乾燥機の大豆を入れ替えることと湯豆腐


冬至である。で、旧暦では、霜月(11月)の1日でもある。
なんでも今日は朔旦冬至とって、19年ぶりのおめでたい日なのだそうだ。
旧暦の1日(朔日)ですから、新月。今日から新しい月で、月が生まれ変わって膨らんでいきます。あ、いや、月は膨らみませんが、あの満ち欠けの満ちていく一番最初です。
で、冬至ですから、今日が南中高度が一番低く、一番昼間の時間が短く、要するに今日から昼間の時間が長くなっていこうとする一番最初の日ですわな。
月と太陽のそれぞれの始まりの日が重なるというので、おめでたいとされてきたわけですな、しかもそれも滅多にないわけですから。朔旦冬至の「朔」は月の始めのこと、「旦」は元旦でもおなじみ、日の始まり、日の出の象形文字ですね。で、朔旦冬至。ふふふ。知ったかぶって、書きましたが、間違っていないといいのですが(笑)。
今日は午後から雪になるという予報だったが、午後も雪はふらず。もっとも金糞岳や己高山には雪雲がかかっていたようだったけれど。
午前中は精米など。
お昼に、乾燥機の大豆の水分を調べたら、14.8%程だったので、乾燥を終了。コンテナに入れる。で、車庫に広げてあった大豆を父が袋に入れておいてくれたので、それをまた乾燥機に入れた。


それから同じ地域に90歳を超えたおばあさんがいらっしゃって、うちの母とまあ気が合うのか、時々寄って話をしていかれる。小さなベビーカーを押して自分で歩いて来られるのだ。とっても元気!
そのおばあさんが、うちのお米を買ってくださっているし、ときどき身内にも送ってくださったりしている。今日は10kg親戚に送りたいので、と来られたので、母とおしゃべりしているうちに、すぐに精米して持って帰ってもらう。大変有難いことなのだが、90歳を越えた元気なおばあさんにも、うちのお米を気に入ってもらえたことが、またうれしかったりする。


冬至なら、かぼちゃを食べるのが、習わしですが、今夜は、うちの奥さんがお仕事の付き合いで遅くなるというので、僕が子どもたちに、湯豆腐を作ることにしました(笑)。
昼間のうちからちゃんと昆布を水出しして、準備万端。あとは豆腐ですが、今日は木綿豆腐。うちは絹豆腐が好きなのですが、ま、たまには木綿ごしの豆腐も食べてみないと違いもわからなくなりますわな。湯豆腐の時って、豆腐の水切りって必要なのかな?うーむ。
いや、ポン酢でいただきましたが、昆布のだしが効いて、美味しかったです。なかなか中学生や高校生には、湯豆腐の淡い感じはなかなかわからないかも。いや、みんな好きなんですけどね。うちはポン酢一家ですから(笑)。
「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」などと、ちょっとつぶやいてみたけど、ま、反応はありませんでした(笑)。


なんだか勢いでクリックしてしまったのか、アマゾンから、たくさん本が届いた。10冊以上だ。読めもしないのに、一度にこんなに買ってはいけませんな。確かに買った覚えがある本ばかりだ。読めるのか?