現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

野茂英雄のことをおもいだしたりしている


5日(月)
晴れた。雪がどんどんとける。
朝のうちにお米の発送を一つ。その後は、家と作業所の間の、トタンの庇から落ちた雪が山になっているので、これを一輪車で捨てる。天気が良いので、動くと体温が上がって汗をかきますな。
午後は組合の会計報告のために、記帳をしたり領収書の整理をする。それから次女と本屋へ。目についた本は何冊かあったが、すでに机の上に何冊も未読の本があるので、今日は我慢することにする。
夕方、近所の居酒屋さんにいって、役員会の時の料理を頼んだのだが、ついでに熱燗を二本飲む。カレイの煮付けとおでん。一本だけにしようと思ったのだが・・・。なぜか二本も飲んでしまう。なぜなんだろう(笑)。


6日(火) 小寒
ちょうど犬の散歩から帰ってくる時ぐらいから雨になる。雨でまた雪がとける。
夜の寄り合いの資料作り。
ホームページの更新の準備など。


夜は寄り合い。


迷惑メールなんだけど、「NPO 国際支援団体役員」さん、あなた、一日に50通から100通もメールを送ってくるのは、ホントにやめてね。アップルの「メール」はけっこう厳しくすぐ迷惑メールにしてしまう傾向があるのだが、このメールはどうも迷惑メールでない、と判断してしまうんだなぁ、なぜなんだろう。アップルは「NPO」に弱いのかも。


将棋の新竜王糸谷哲郎さん(26歳)のインタビューをNHKのラジオでやっていたが。むちゃくちゃおもしろい。大阪大学大学院で哲学を学ぶ棋士なのだそうです。将棋指し、碁打ち、それにかぎらず、やっぱりプロの勝負師は自信が大事だなぁ。話しぶりにも声にも自信がみなぎっているのだが、ふっと感じさせる弱気は若さのせいか。ってプロの棋士なんて、自信がなければやってられないだろうけど。羽生名人とはまた違うキャラで、面白さ爆発。すばらしい。将棋も碁もよくわからないのだが、応援したいと思いました。


YouTubeの動画で、一番よく観たり聴いたりしているのは、音楽と落語だと思います。どちらかと言うと落語のほうが一本の時間が長いので、時間的には落語が一番多いかもしれません。ずっと上方落語ばかりを聴いてきたのですが、YouTube志ん朝小三治を聴いてからは、江戸落語の魅力もわかるようになりました。
しかし、また別に、ずっと気になって見てきているのは、野茂とイチローメジャーリーグでのプレーです。これはもう、何度も繰り返し見ています。最初はイチローのプレーがたくさんアップされてきましたので、その活躍を観るのが楽しみでしたが、ここ数年、野茂英雄投手の動画もいくつもアップされてきて、これまた繰り返し観ています。
イチローは野球部でもなかった長男もなぜか大好きだったし、外野手の次男はイチローのグラブのサイズを意識してグラブを注文していた。BS放送も普及して(うちは未だに契約してないので見られないけど)、わりと身近にメジャーリーグイチローは観られましたね。
でも、野茂がドジャースに行った頃(1995)は、やっとインターネットが日本で知られはじめた頃で、僕も動画ではなく文字ベースのサイトで、野茂の投げた試合の結果を確認していたのを覚えている。この時の野茂ははオールスターにも選ばれて、先発してるんだぜ!!!日本人がメジャーリーグで活躍する、その道筋をつけたのはなんといっても野茂だよなぁ。
あとから、あの時、野茂はこんな風に投げていたのか、と、ストレスなく動画を見られるようになってから、心が震えるんだなぁ。だって、秘めた思いを顔つきから感じるんだもん。
野球の日本代表のことを「侍ジャパン」と呼ぶ。いいネーミングだけれど、まあ、それはそれとして、僕はあまり好きではない。だって、今や、もう誰も本当の侍のことを知らないんだし、最近の日本代表にはそぐわない気もする、まあ、いいけど。
でもレーザービームの返球で走者をアウトにした時のイチローの顔つき、それから三振に切ってとってイニングを終えマウンドから降りてくるときの野茂の顔つき、そういうのを観ると、そのクールさ、自信に、なんとも日本人としての誇りをくすぐられるのか、なんだか泣けてくるんだなぁ(笑)。とくにあの腕を高く上げるワインドアップのトルネードがかっこいいぜ。
えーっと二回目のメジャーリーグでのノーヒットノーラン、2001年、レッドソックス時代のオリオールズ戦。この野茂の顔つきを見よ。