現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

家の掃除とキリンビールの夜とキツネ


12日(木) 晴れる
午前中に税務署へ確定申告書を提出してくる。提出期間の終盤だし混んでいるような気がしたのだが、そうでもなかった。ただ税務署は駐車所が狭いので、税務署に入るまでに、三台ほど待たねばならなかったけど。すべて記入して印刷、ハンコを押して、領収書等も添付してあるので、もう確認してもらって提出するだけなので、三分ほどで終わりました。


午後は用水路の水漏れ箇所の確認など。
それから上の田んぼと下の田んぼごとに地主さんと耕作者を地域の各組ごとにまとめて印刷したりする。FileMakerを使ったのだが、久しぶりに中身をみたデータだったので、データベースの構造を思い出すのに時間がかかる。でもうまくいきました。


夕方、長浜駅前に新しく出来た平和堂「モンデクール長浜」に初めて寄ってみる。新しくてきれいでいいですね。駅から通路でつながっているので、夕方電車が着いたあと、たくさんのお客さんが通路からやって来れられてました。なるほど。二階に湖北の地場の野菜やお米が売っているのだが、食品売り場は一階なので、ちょっとねぇ、買いづらい気がしましたが・・・。



13日(金)
終日、家の掃除。明日は法事なのだ。蛍光灯の笠を拭いたり、鴨居を拭いたり、窓を拭いたり。掃除機を何度もかけたり。ビールとお酒を買いに行ったり。

もうなんだな、世の中、ちょっとづつだんだん妙なことになっているような気がしている人が多いのだと思いますが、このところFacebookでもTwitterでも、なんだか政治的なコメントや政治的な記事が、ずいぶん大量に流れてきていて、なんとも、なんともです。
世の中は自分と同じように考えている人ばかりではない、いろんな考え方の人がいる、ということはよくわかっているつもりです。
僕も考えてみれば、ブログやホームページでは政治的なことには触れないでおこう、と思っていたし、そういう方針だったのです。
自分で育て、自分で収穫したお米に、自分で値段をつけて、自分で直接お客さんに売る、というスタイルですので、あまり政治的なことや、大きなことは書きたくない。また井の中の蛙そのもののような僕なので書けることもない、と思ってきたのですが・・・。
ところが農業は、これが、政治というか政策に翻弄されっぱなしなんです、これが。エネルギー問題というような、一見、百姓の手に余るような問題も、気候変動、異常気象につながりますし、これが原子力発電所を稼働させる、させない、というようなことになると、もうまさに土地利用の農業はたちまち影響を受けて翻弄されてしまう。みんなの暮らしぶりはすぐ食生活に影響するし、少子高齢化も、貿易の不均衡、TPP問題、経済格差、などなど、ああ、でも農業に限らないことだけれども。
いやはや。


そうそう、忘れてるところだったが、最近、毎朝のようにキツネを散歩の時に見かける。iPhoneで撮ってみましたが、なかなか映らないのですが・・・。キツネ、わかりますかねぇ。尻尾が太いのですぐわかるのですが。私とキツネの距離は60mぐらいでしょうか。