現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

エイプリルフールの雨と菜種油の濾過と灯明


今日は朝から雨。
犬の散歩の時にソメイヨシノの様子をこのところ毎日観察しているのですが、今日にも開花しそうな雰囲気です。でも雨だからどうかな。
なんだか骨休めな一日。
農協やらを回って通帳の整理やら申請やら。


午後、ペットボトルで沈殿させていた菜種油。だいぶきれいに沈殿してきているようなので、上澄みを今度は濾過しました。ろ過って最初はコーヒーの濾紙でやろうかなと思ったのですが、こういう時にはキッチンペーパーだと思いつき、キッチンペーパーを2枚重ねにして上澄みをろ過。うーむ。油の粘度もあるのか、なかなか時間がかかりますな。上澄みなのでそんなに汚れてはいないのですが・・・。ま、仕方がないので時間をかけてゆっくり濾過です。ふふふふ。これで天ぷらに使えるかな?純国産無添加菜種油です。そのままでバージンオリーブオイルのように使ってもいいという話でした。なるほどこれもバージン菜種オイルですわな。濾過している様子を携帯でビデオ撮影したのですが、あまりに時間ばかりかかるので、タイムラプス撮影に切り替えました。でもどうもうまく写らなかったなぁ。狙っていた映像とは違うんだなぁ。露出の問題なんですが・・・。iPhoneのタイムラプスだと、自動で露出を動かすので、どうも外の天気の具合で(今日は雨だし)、ハイキーで撮りたかったのですが、ちょっと苦労しています(笑)。


で、まだ濾過は続いているのですが、沈殿物を含む菜種油はさてどうしよう、ということで、灯明というか、ティッシュでこよりを作って灯芯にしてみました。先日観た『かぐや姫の物語』を思いだしたのでした。
うーむ。思いのほか暗いのは、沈殿物交じりの油が悪いのか、灯芯のティッシュが悪いのか。それとも昔はこんなものだったのか。
とにかく燃えていますから油であることは間違いないですし、燃えている時はほとんど煤は出ていない感じがします。
iPhoneのビデオで撮ってみたのですが、露出の設定がうまくいっていないのか、実際以上に暗く映っています。うーむ。




昨日のブログで紹介したグールドの動画を今日も何度も観ている。うーむ。
僕がグールドを知ったのは村上春樹の小説からだが、初めて聞いたのは新録音の『ゴールドベルグ変奏曲』。これにやられたのですが、こうなると旧録音も聞きたくなるのが人情ですな。ええ、人情です。聴いてみたらこれが、あーた、猛烈に速い演奏で、でも、素晴らしいんですな。ほんとに素晴らしい。以来グールドのファンですが、その時にはグールドはもういません。その頃はまだYouTubeもなかったし、CDを何度も繰り返し聴いていました。ま、長いので聞き流す感じなんですが。当時は読書しながら仕事の準備をしながらよく聴いていました。グールドにつられて歌いたくなります(笑)。あの歌も好き嫌いがあるようですが。もちろん僕は好き。


あ、『音楽図鑑 -2015 Edition』のDisk2の「SELF PORTRAIT - 04A FEATURING MINAKO YOSHIDA」吉田美奈子のコーラスのバージョン。これは素晴らしいですな。1984年当時、吉田美奈子はこれが採用されなくて地団駄を踏んだだろうな。うーむ。地団駄って、なんだかうまく説明できないが(笑)。