現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

冬至と宝くじ

瀬川深『ゲノムの国の恋人』

昨夜はというか、未明もだけど、雨が降ったのだが、犬の散歩の頃には雨も上がって、どんどん天気は回復。午後はほとんど快晴のよい天気になりました。
今日は冬至ですね。一年で一番昼間の時間が短い日で、夏至と比べると5時間ほども短いんだそうです。
午前中は、お米の精米など。
それから買い物にイオンにいったら、宝くじ売り場に行列ができていた。盛んにテレビCMで年末ジャンボやら、ミニなのか、ミニでないのかわからないけど、とにかく宝くじのCMが繰り返し流れていることを思い出す。
火曜日までと言ってました。今日は火曜日。そうか。むふふふ。
というわけで、僕も並んで年末ジャンボを買ってみました(笑)。並んでいたら、僕の後ろに並んだ人はなんと同じ村の人でした。びっくり。「あれ?10億円ねらいですか?それともミニの7千万ですか?」とお訊ねすると、「うん、わし、3万円でええんやけどね。むふふふふふ。」とおっしゃってました。えー、僕はバラで買いましたので、前後賞はないので、一等7億円です。えー、もし7億円当たっても、ここで発表することはありませんので、あしからず(笑)。


今日の新聞のコラムに「この日はカボチャを食べ柚子(ゆず)湯につかる。冬至には〈ん〉の付くものを食べると“運”を呼び込めるとか。確かにカボチャの漢字・南瓜は〈なんきん〉とも読み語尾が〈ん〉。ダイコン、ニンジン、レンコン、うどんなどで、別名は“運盛り”。そう言えば土用丑(うし)の日は、うなぎをはじめ〈う〉で始まる食べ物で夏ばてを防ぐ。夏至冬至の二つ合わせて“運”となる。」なんて書いてある。
「ん」のつくものかぁ。ふと思ったのだが、「うどん」なら「う」も「ん」も入っている。まさに“運盛り”。これで「運」がつくというやつだ。さっそく、年末ジャンボを買った足で「釜玉うどん」をいただきました。ふふふ。えー、もし7億円当たっても、ここで発表することはありませんので、あしからず(笑)。


あとは富くじ(宝くじ)の話、枝雀さんの「高津の富」でも聴いて、当たったときの予行をしておきましょうか。うーむ、まあ、もうすでに何度も聴いているし、あんまり準備万端でもなぁ。
あ、今、思い出したけど、「高津の富」の高津神社の境内の富くじの当選番号発表のところで、もし富くじに当たったら、当たった金で新町のなじみの女を身請けして、毎日朝風呂へ行って、差向かいで一杯やって寝て、起きたら風呂へ行って、差向かいで一杯やって寝て、・・・・ずっとこれの繰り返しというところがあるのだが、もしはずれたらどうすると誰かが聞くと、「うどん食って寝る」という返事だったなぁ。うどんねぇ。31日の大晦日が発表らしいので、はずれたら、小三治の「芝浜」でも聴いて寝るか。えー、もし7億円当たっても、ここで発表することはありませんので、あしからず(笑)。


午後は最後の大豆の選別をする。車庫に広げておいた大豆の残りの分です。父もきてくれて、二人で作業。
冬至の夕方、天気がよかったので、麦の圃場をぐるっと見て回る。今年は暖かい日が多かったので、なかなか分蘖も盛んで、大きな株になっていてありがたいです。この調子で、元気よく育って、たくさん穂をつけてほしいな。


瀬川深『ゲノムの国の恋人』(小学館)読了。いや、おもしろく読んで楽しませてもらったのだが、なにかもう一つ踏み込み不足のような気はする。ラストはあれでよかったのか?もうちょっと盛り上げてほしかったような気がするのだが。


昨日は、久しぶりのブログの更新になってしまったので、バタバタしていて、ずいぶん書きたいことが抜けてしまっていたのだが、「お客様の声」のこともその一つ。ありがたいことに今年の辻井農園のお米は、長浜市からもそれからお米の食味鑑定士協会からもおいしいお米だと褒めていただいたりして、ありがたいことだったのですが、そういうところからのお墨付き以上にお客様からの声が一番ありがたいものですね。お客様のメールのコメントなどを集めて編集していて、つくづくそう思いました。ありがたいことです。本当は他にも載せたい文章もあったのですが、プライベートなこともありましたので、載せませんでした。定期的に購入してくださっているお客様も増えてきて、「声」の内容も最初の頃と比べると少しづつ変わってきていますね。メールやお手紙での交流で、ほとんどの方はお顔も存じ上げませんが、お客様から信用していただいて、私も信用や信頼に足るお米を作れるように、励みとしてがんばります。