昨日のいきおいもあって、午前中から荒戸源次郎監督『赤目四十八瀧心中未遂』のDVDを観る。長い映画です(笑)。159分です。
いやー、寺島しのぶ、それから大楠道代の女優さんたちが、頑張ってますなぁ。大西滝次郎(今は大西信満という名前になっているのですね。)はこれが映画初出演で主役だったとか。悪くないけど、ちょっと演技が硬いのは仕方のないところですね。でも眼はいいですね。内田裕也の大根ぶりは、こちらが恥ずかしくなってしまう。この映画の一番の欠点は大森南朋以外の”くすぼり”たちにもう一つ迫力が感じられないことだな。それから細かいことで申し訳ないけれど、アサギマダラはあんな風に飛びませんよ。たぶん。
昨日、原作の小説を読んでドキドキしたばかりだから、最初からすぐに映画を観るとは、ちょっとよくないかも、と思っていたのだが、まあ、いいです。あの小説のすごさ、力強さは本物です。
大相撲中継をラジオで聞いていたら、ここ10年間、日本出身の力士の優勝がないのだとか。10年もないのか。2006年（平成18年）1月の初場所で大関の栃東が優勝したのが最後になるという。朝青龍、白鵬、琴欧州、日馬富士、把瑠都、旭天鵬、鶴龍、照丿富士の八人がこの10年間の優勝力士。なるほどねぇ。
僕は別に外国人力士が優勝しても、特に気にならないが、10年間も日本出身力士の優勝がないというのは、いささか異常事態ではないのかな。身体が大きくて柔らかく、運動神経もいい、という日本の若者が相撲取りになろうと思わない世の中になってきたのだろうと思うのだが。
応援している遠藤はここのところずっとケガと戦っているし、照丿富士も膝のケガで苦しんでいて、今日から休場とのこと。あれだけの大きな身体だから、ケガもしやすいですわな。そういう意味で言っても横綱の白鵬とかすごいことですね。
身体が大きくて柔らかく、運動神経もいい日本人というと、ふっと北海道日本ハムファイターズの大谷翔平を思ったのだが、彼は21歳、193cm、90kgということである。もちろん日本一の投手である。小学３年生から野球を始めて甲子園でも活躍し、プロ野球選手になったのだが、日本で野球が人気がなく、相撲が一番の人気スポーツで、大谷翔平君が中学を卒業するときにどこかの親方が誘いに行っていたら、どうであったか、などとちょっと思ってしまったが、大谷翔平の投球が見られないのも、これはこれで、寂しいことになってしまいますな。
それから僕の書いているブログは「はてな」というところが運営しているのだが、その「はてな」というところから、メールがきた。2014年3月5日に書いたまどみちおの詩の紹介のブログが、楽曲の歌詞の無断転載になって著作権の侵害に相当するので、削除してほしいと一般社団法人日本音楽著作権協会（JASRAC）より削除要請を受けたので、なんとかするように、というメールだった。なるほど。こんなにはっきり歌詞を載せちゃダメなんだろうな。どうすれば、いいか、ちょっと考えます。
昨日のブログでもちょっと書いたが、70年代のモンブランの＃149が修理されて戻ってきた。もっとも尻軸のネジが緩んでいただけという修理にも入らないようなことで、中を洗浄していただいて、ネジを締めてもらって返ってきたのである。なかなか自分ではどこのネジが緩んでいたのかもわからなかったです。
