現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「秋の詩」「みどり豊」も順番に発送はじめています。


7日(金)
稲刈りの終わった田んぼの切り株から蘖(ひこばえ)が伸びてきているのだが、今年はなんとも盛大に伸びてきていて、普通は穂が出てきても中に実が入らないので、真っ直ぐ上を向いたままなのだが、今年は実が入って、少し垂れてきている蘖(ひこばえ)もある。うーむ。


終日、大豆の圃場の除草。マルバルコウソウが猛威をふるって大豆に巻き付いてしまっているので、なんとかしなくては、と草刈りをしました。
「丸葉縷紅草」と書くのだそうですが、「縷」は「細く長いもの」という意味のようですね。この蔓が螺旋状に伸びて大豆を搦め捕ります。で、大豆の汎用コンバインで刈ろうとすると、この蔓があちこちの大豆を引っ張ってきますので、すぐにコンバインが詰まってしまうのだそうです。うーむ、ちょっと想像がつくだけに恐ろしい(笑)。マルバルコウソウは三、四年前から、滋賀県でも話題になっているのですが、うちの圃場は大丈夫と思っていましたら、今年はなかなか大変なことになってきました。
畦畔にもここ数年、除草剤は一切使ってこなかったのですが、来年度はこの圃場については、ちょっと考えないといけないかな。
僕は刈払機でやっていたのですが、午後から母も鎌をもってやってきてくれました。マルバルコウソウだけを刈って、圃場から外へだしてくれました。朝顔のような種がたくさんついていたので、ありがたいです。


8日(土)
曇りの一日なのだが、夜から雨。
曇りなので、発色という点ではもう一つなんだが、朝の散歩でふっとみつけた畑の脇のコスモスが美しかった。こういうのはタイミングの問題なのかもしれないが、すぐにiPhoneで写真を撮ってみたのだが、案の定、うまく撮れていない。少し明るく補正してみる。


完全無農薬有機栽培米の「秋の詩」と「みどり豊」の精米と発送など。


Facebookの仕様がどこか変わったのかな?「お友達」になったけど、投稿がずーっと表示されていなかった「お友達」が、昨日からどんどん表示されるようになっている。ほほう。


9日(日) 旧暦では九月九日で重陽節句
朝のうちは雨。その後止んで、曇り後晴れ。
完全無農薬有機栽培米の「秋の詩」と「みどり豊」の精米と発送など。
旧暦では重陽節句なので、発送したお米の礼状は「菊花の候」から書き始めることにしたぜ(笑)。


午後は散髪。僕は小さい頃、散髪が嫌いだったそうで、何度か散髪屋さんで散髪の途中で脱走して、家からも散髪屋さんからも叱られたことがある。まあ、子どもが散髪に行っている思っていたら、散髪途中のおかしな髪形で帰ってきたら、母も驚いたことでしょうな。なんであんなにイヤだったのだろう。たぶんね、くすぐったかったんだと思うんです。僕は未だにときどき笑いがどうにも止らなくなって家族の顰蹙を買ったりするだが、くすぐったいのも苦手。たぶんね、散髪屋さんで、くすぐったくて首をすくめたり、体をよじったり、体が震えたりしてたんだろ思うのです。すると散髪屋さんからすると、ハサミやカミソリを持っているわけですからあぶなくて仕方がないわけで、怒られますわな。怒られてもくすぐったいというのは、生理現象(?)みたいなものですから、我慢できないわけです。で、最終的に散髪屋さんの椅子から逃げて帰ってくるわけですな。
なのに今では散髪屋さんの椅子の上で寝てしまいそうになるほど、気持ちよくて散髪好きになりました。もっとも今でもシャンプーしてもらっているときは、どういうわけか腰の辺りがこそばゆい感じがして、身をよじるというか身を揉むようなことになったりするのですが。


このところの私のビールのアテ。こうやって並べて小さな写真になるとなかなか美しいではないか。やはり枝豆の光線の具合があまりにもよくないな(笑)。おいしいのに。

左から、厚揚げを焼いてみた。で、シシトウを炒めてみた。ちょっと醤油を垂らしてうまい。シイタケを焼いてみる。ショウガでいただく。で、枝豆。ホクホク。で、ウルメイワシ丸干し。最近はあっさり目で焼いている。
冷蔵庫にある残り物のようなものもあるのだが、焼くか炒めるか茹で上げるか、それだけだから簡単だし、簡単だとますますうまい(笑)。